昨日の、あのファンキーな傷病兵のことです(笑)
もちろん、わざとファンキーにしたワケではなくて、
たぶん、
大けがをして体が不自由な感覚を、
どうにかして味わってほしい、との思いから、
何かを体につけようとしたのだと思います。
確かに、大けがをしたとき、
自分の体がどうなるか・・・。
これは意外にわからないんですよね。
それも、力いっぱい怒鳴るセリフもあるから、
つい元気になってしまう。
気をつけてても、どこかでフッと、
健康体になっちゃったりする。
そこで
演出の主宰は何をしたか??
・・・何だと思います?
あのね。
女学生の1人を呼んだんです。
それでね。
「ちょっと、小池君(尾崎少尉)の背中に乗ってみて」
つまり、おんぶオバケというか、子泣き爺というか、
ずっと女の子を背中に背負ったまま、
あのシーンを演じさせたんです。
松葉杖でびっこをひくときも、
相原に殴りかかろうとして倒れるときも、
そこから片足で立ちあがるときも、
ずっと、おんぶオバケ、
じゃない、
女の子を背負ったまま。
尾崎少尉役の小池さんは、ものすごく体力のある人で、
体もがっつり鍛えている人です。
乗っかる女学生さんも、大人とはいえ、
小柄でやせています。
でもね、
それでも、
その大変さといったら!!
お前は星飛雄馬かっ、ってくらい
特に、バッタリと倒れた後、
片手と片足だけで、
人を背負ったまま立ち上がるのには、
さすがの小池さんも「ううううう」とうなっていました。
自分が悪いんじゃないのに、
女学生さん、すごく申し訳なさそうで・・・。
そりゃ、なんとなく、つらいよね(笑)
乗るのも大変なので、
おんぶオバケ、じゃなくて女学生さんは(しつこいよ!)
2人で交代に乗っていました。
でも、乗せる方は1人ですからね。
でもね、
これで見えてきたんです
大けがをして、体がマトモに動かない姿が。
そして、ただ体を動かすだけで、
どれほどのエネルギーが必要かということも、
怒鳴ろうと思っても、
そう簡単に大声が出ないことも、
イメージだけでお芝居していたのではわからないことが、
しっかり体に入り込みました。
さすが・・・
もう、本当に感心しました。
これはすごいです。
やっぱり演出って、すごいと思います。
理屈を言えば、これは演技指導なのかもしれないけど、
でも、これで、
このシーンが一気にリアルになったんですから、
演出といっていいでしょう。
あ、いや、でも本当は、
こういうことまで、できてこその、演出じゃないかな、
とも思うんですよ。
なーんて、自分が演出しないからエラそうに、
・・・スミマセン!
うーーん。でもね、やっぱりね。
演出家には、それだけの力のある人がなってほしい。
いや、あの、うーーん。ムニャムニャ・・・(以下略 )
ちなみに今日の写真は・・・、
こんなシーン、あったっけ?
って、あるワケないです。
連ドラじゃないんだから!
ちょっとやってみました、のお遊びバージョン(笑)
まったく役者ってイキモノは・・・。
もちろん、わざとファンキーにしたワケではなくて、
たぶん、
大けがをして体が不自由な感覚を、
どうにかして味わってほしい、との思いから、
何かを体につけようとしたのだと思います。
確かに、大けがをしたとき、
自分の体がどうなるか・・・。
これは意外にわからないんですよね。
それも、力いっぱい怒鳴るセリフもあるから、
つい元気になってしまう。
気をつけてても、どこかでフッと、
健康体になっちゃったりする。
そこで
演出の主宰は何をしたか??
・・・何だと思います?
あのね。
女学生の1人を呼んだんです。
それでね。
「ちょっと、小池君(尾崎少尉)の背中に乗ってみて」
つまり、おんぶオバケというか、子泣き爺というか、
ずっと女の子を背中に背負ったまま、
あのシーンを演じさせたんです。
松葉杖でびっこをひくときも、
相原に殴りかかろうとして倒れるときも、
そこから片足で立ちあがるときも、
ずっと、おんぶオバケ、
じゃない、
女の子を背負ったまま。
尾崎少尉役の小池さんは、ものすごく体力のある人で、
体もがっつり鍛えている人です。
乗っかる女学生さんも、大人とはいえ、
小柄でやせています。
でもね、
それでも、
その大変さといったら!!
お前は星飛雄馬かっ、ってくらい
特に、バッタリと倒れた後、
片手と片足だけで、
人を背負ったまま立ち上がるのには、
さすがの小池さんも「ううううう」とうなっていました。
自分が悪いんじゃないのに、
女学生さん、すごく申し訳なさそうで・・・。
そりゃ、なんとなく、つらいよね(笑)
乗るのも大変なので、
おんぶオバケ、じゃなくて女学生さんは(しつこいよ!)
2人で交代に乗っていました。
でも、乗せる方は1人ですからね。
でもね、
これで見えてきたんです
大けがをして、体がマトモに動かない姿が。
そして、ただ体を動かすだけで、
どれほどのエネルギーが必要かということも、
怒鳴ろうと思っても、
そう簡単に大声が出ないことも、
イメージだけでお芝居していたのではわからないことが、
しっかり体に入り込みました。
さすが・・・
もう、本当に感心しました。
これはすごいです。
やっぱり演出って、すごいと思います。
理屈を言えば、これは演技指導なのかもしれないけど、
でも、これで、
このシーンが一気にリアルになったんですから、
演出といっていいでしょう。
あ、いや、でも本当は、
こういうことまで、できてこその、演出じゃないかな、
とも思うんですよ。
なーんて、自分が演出しないからエラそうに、
・・・スミマセン!
うーーん。でもね、やっぱりね。
演出家には、それだけの力のある人がなってほしい。
いや、あの、うーーん。ムニャムニャ・・・(以下略 )
ちなみに今日の写真は・・・、
こんなシーン、あったっけ?
って、あるワケないです。
連ドラじゃないんだから!
ちょっとやってみました、のお遊びバージョン(笑)
まったく役者ってイキモノは・・・。
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