お世話になっている、ある劇団の主宰が、
なんと詐欺にあって、
貯金がゼロになってしまったのだとか。
ひどい話です。
なにも、お金のないところから取ることないのに(事実!)
で、どうしようもなくなって、
かくなる上は、親に泣きつくしかないと、
郷里のお父さんに電話をしたんだそうです。
「あ、もしもし。
あの、俺さぁ、詐欺に遭っちゃって」
と事情を話しかけたところで、
「うちの息子は死にました」 ガチャン!
(あの、本当の息子なんだけど・・・)
それ以来、連絡できずに困っているとのこと。
これで、3年前に書いた話を思い出しました。
我が家の母が、まだしっかりしていた頃の話です。
年の瀬に、また、母親ネタ (;´∀`)
91歳という年齢にかかわらず、
本当にイロイロとやらかしてくれる、ウチの母。
あ、91歳だから、なのか?
「もしもし、〇〇だけど」
〇〇は当然、息子の名前。
「はい?」
「もしもーし、〇〇です!」
「もしもーし、〇〇です!」
母が耳が遠いことを知っている息子は、 聞こえなかったんだと思って、
もう一度、大きな声で、自分の名前を言った。
しかし、実は母は聞こえていた。
ただ・・・違うことを考えていた。
いつもの〇〇より声が若い・・・。
これは、絶対におかしい。
さては・・・オレオレ詐欺か?
なんの、その手に乗ってたまるか!
なんの、その手に乗ってたまるか!
そこで、ひと言。
「私、〇〇なんて人、知りませんけど」
「はぁ??」
「はぁ??」
息子がびっくりしたのなんのって!
ヤバいっ、ボケちゃった!!!
夏に会ったときは平気だったのに、
半年でこんなに・・・

ど、どうする・・・。
こういうときはどうすりゃいいんだ??
そのショックで、小さい頃に呼んでいた名前を、
思わず口走ったのだそう。
「ばばしゃま、大丈夫?」
「え? ばばしゃま? ってことは、本当に〇〇なの?」
「え? ばばしゃま? ってことは、本当に〇〇なの?」
「だから最初から言ってるじゃん」
「だってぇ、 あんたがそんなに若い声出せるとは思わなかったわよ。
「だってぇ、 あんたがそんなに若い声出せるとは思わなかったわよ。
まだ若いんだ。はははは」
「・・・・・・・・
」

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まぁ、それぞれ、頑張ってるんですよね。
だまされまい、と。
しかし、あの主宰、
あれからお父さんと連絡できたのかなぁ。
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