行燈徒然日記

雑多に色々と・・・ 読んでもつまらんよ!

パブ

2005年12月21日 | Weblog
寒風刺さる今日この頃、
季節は師走である。
毎年のように、外で飲む機会が
増える時期。
ひょんな事から、パブレストランに
行くことになった。
私のような、おやじ族には薄縁の店だ。

食事が済むと、ジャズのライブが始まるという。
ピザやチーズをつまみながら、たまにはジャズに
浸るのも悪くない。・・・と思った。
しかし演奏がはじまると、その思いは一変した。
理解不能 そう理解不能な音楽なのだ。

多少のスジは決まっているのだろうが、殆どアドリブ!
しかもやたら長い、どこで終わるかは気分次第。
一曲平均20分以上、ピアノは打楽器あつかいで、
ボーカルは曳きまくり。
ドラムは歯を食いしばり、力まかせ。
ギザギザと尖った感じの曲調が、全体を支配する。

ジャズだと聞いていたが、全く異質な音楽だった。
アングラ劇団の芝居を、見ている気分である。
しかし当の本人たちはのりのりで演奏しており、汗をほとばしらせ
とても気分が良さそうだった。
周囲の客も知り合いが多いのか、「いぇぇ~」等と声をかけている。
またその声に気を良くして、演奏が延びてゆく。
私はこの「いぇぇ~」が、何度恨めしく思った事か知れない。

いつか曲調も変わるかと思い聴いていたが、
夢でうなされそうなので店を出た。
音楽とは人それぞれ好の異なるものだ。
それは充分理解しているつもりである。
だから批判するつもりは、コレッぽちも無い。
ただ私には合わなかったのだ。
店を出ると、気だるさだけが残った夜になった。

因みに、この後カラオケに誘われたが、
お断りをさせていただいた。
なぜならば、リズム感が完全破壊されており、
とても歌える自信が無かったからだ。




コメント
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