そう、今日は「くだらない」はなしをします。
なんだつまらんと思われたか方、
売れない芸人のネタではありません。
「くだらない」という、言葉の語源のはなしです。
徳川家康が、今の東京つまり当時の江戸に
移り、暫くして彼の手元に天下が転がり込んできました。
ここまでは、皆様ご承知とおりです。
そんなこんなで急に江戸の人口は膨張をはじめたのです。
しかし、コノ頃の江戸は地場産業が低調で、
とても多くの、人々の消費をまかなう事が出来ま
せんでした。おのずと生産力のある、関西圏から
様々な物資が入り、人々の暮らしを支えました。
とは言え、JR貨物など無かった時代の事です。
ウマの背に品物を載せて、細々とそれらの品物が
運ばれたのです。良質な関西圏の品々は、江戸の
人々から貴重品、高価なものとして珍重されました。
今で言うと、ブランドもののような扱いですかね。
これら関西圏のブランド品は、酒、醤油から
反物などの生活必需品、調度品まで多岐にわたりました。
注・当時、帝が京都にいたため、江戸への寄航は「あずま下り」と
言われていました。
人々は西から下ってきた、これら貴重品を「下りもの」と言って
大切に扱いました。つまり「下りもの」は高級品の証だった
のです。
一方地場で造られた、品々は品質も悪く安物あつかいで、いかにも
陳腐と言うイメージになってしまったのです。
これら江戸近隣の品々は「下りもの」に対して「下らないもの」
と称されたのです。
つまり、今我々が使っている「くだらない」の語源は、こんな
ところから生まれたのです。
ね、意外だったでしょう・・・えっ!お前の話はくどくどと、
くだらないって。こりゃまた失礼致しやした・・っと。
写真はくだらない、景色ではなく2004年に撮影したDHのある
風景です。(さてどこから撮った画像でしょう!)
なんだつまらんと思われたか方、
売れない芸人のネタではありません。
「くだらない」という、言葉の語源のはなしです。
徳川家康が、今の東京つまり当時の江戸に
移り、暫くして彼の手元に天下が転がり込んできました。
ここまでは、皆様ご承知とおりです。
そんなこんなで急に江戸の人口は膨張をはじめたのです。
しかし、コノ頃の江戸は地場産業が低調で、
とても多くの、人々の消費をまかなう事が出来ま
せんでした。おのずと生産力のある、関西圏から
様々な物資が入り、人々の暮らしを支えました。
とは言え、JR貨物など無かった時代の事です。
ウマの背に品物を載せて、細々とそれらの品物が
運ばれたのです。良質な関西圏の品々は、江戸の
人々から貴重品、高価なものとして珍重されました。
今で言うと、ブランドもののような扱いですかね。
これら関西圏のブランド品は、酒、醤油から
反物などの生活必需品、調度品まで多岐にわたりました。
注・当時、帝が京都にいたため、江戸への寄航は「あずま下り」と
言われていました。
人々は西から下ってきた、これら貴重品を「下りもの」と言って
大切に扱いました。つまり「下りもの」は高級品の証だった
のです。
一方地場で造られた、品々は品質も悪く安物あつかいで、いかにも
陳腐と言うイメージになってしまったのです。
これら江戸近隣の品々は「下りもの」に対して「下らないもの」
と称されたのです。
つまり、今我々が使っている「くだらない」の語源は、こんな
ところから生まれたのです。
ね、意外だったでしょう・・・えっ!お前の話はくどくどと、
くだらないって。こりゃまた失礼致しやした・・っと。
写真はくだらない、景色ではなく2004年に撮影したDHのある
風景です。(さてどこから撮った画像でしょう!)