行燈徒然日記

雑多に色々と・・・ 読んでもつまらんよ!

9・11に思うこと

2006年09月11日 | Weblog
今日、9月11日はあの忌まわしい、
貿易センター・米国国防総省等、いわゆる
同時多発テロが起きた日です。
あれから5年の歳月が流れたなんて、
あまり実感できませんね。
それ位、あの事件は衝撃的で、今も生々しく
記憶に残っております。
あの日の横浜は朝方、台風の洗礼を受けたのです。
電車が止まる事を恐れて車で会社に行った私は、駐車違反の
切符をきられました。そんな日の帰路、首都高を走行中に
ラジオで、この事件を知りました。タワー2が崩壊した時には、
自宅のテレビを見ておりました。まさかと己の目を疑ったほどの
衝撃でありました。

あのテロの犠牲者は、貿易センターやペンタゴンを
あわせて3000人を超えると言われました。
しかしその後のアフガン進攻では5000人、さらにイラク戦争に至っては
5万人を超える命が失われたのです。まるで石を水面に投げ込んだ時の波紋の
ように、加速し増幅されて行く犠牲者の数。
テロは許されるものではありません、しかし報復と言う名のもとに行われた、
軍事行為も果して正義なのでしょうかね?
アメリカ人の3000の命は、イラクやアフガンの55000の命と
イコールなのでしょうか?まったく愚かな方程式ではありませんか!

おそらく報復は報復を呼びます。そして果てることない悲劇のプロローグが、
9・11になりそうな気がするのは、私だけでありましょうか。
どこかで誰かが止めねば、大変なことになる予感がしてなりません。
キリストは「汝の敵を愛せよ」と言い、マホメットのイスラム教とは、
アラビア語で、平和、従順、純粋、服従などの意味をもつそうです。
その子供たちはいったい何をしているのでしょうか?今こそ原点に
帰り俯瞰で状況を判断する指導者が、必要なのではないでしょうか。



コメント
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