思えば1年前、ハワイ島はホノカアの街を一冊の本を片手に、
ウロウロした自分であります。
その本のタイトルは「ホノカアボーイ」今日観た映画の原作です。
あの時はまさか映画になるなんて思ってもおりませんでした。
ただただ原作を読み日系人の歴史と共にある、オールドタウン「ホノカア」
を訪れたのです。
今日観た映画は原作から、かなり異なったストーリーでしたが、
自分にとって懐かしい「ホノカア」の街を堪能できました。
暖かいホノカアの気候と人情、なによりハワイアンタイムに浸れた映画でした。
だからとても良い時間を過ごせたと思います。
てな訳で、今日は昨年訪れたホノカアの画像を紹介致します。
映画ホノカアボーイでは、あまり強調されて無かったですが主人公「玲雄」の勤めた
↓ホノカア・ピープルズ・シアターです。1930年に建てられた古いシアターです。
ホノカア・ピープルズ・シアターは、今も現役の映画館で私が行った昨年も
上映中でした。1950年には「美空ひばり」もここで歌ったのです。
↑そしてホノカアで印象に残ったのがStarseed Beads & Gemsです。
このお店はピンクの外観の可愛らしいビーズ・ショップでオーナーのデザインした
アクセサリーや、手作りビーズアクセサリー用のビーズや素材などを売ってます。
実は昨年の旅行記には載せてません、別に秘密に
するつもりではありませんでしたが、載せそびれました。
↑ホノカア・ピープルズ・シアターの隣にあるのは、年季の入った
ハワイ銀行(BANK OF HAWAII)の建物です。こちらも現役で活躍中
ハワイ島にはホノカアやホノムなど、なだまだたくさんのオールドタウンが残っております。
その多くに日系の人達と「映画館」とが共存して来た事実があります。
そしてハワイ島の映画館の殆どが1人の日系人によって造られた事も事実なのです。
テレビが無い時代のハワイ島の人々に、映画と言う娯楽を提供したその日系人名前は
「タニモト」と言います。彼が造った映画館は今もヒロやホノムに残っておりますが、
しかし、今も現役として映画を人々に提供しているのは、ホノカア・ピープルズ・シアターのみだそうです。私は、この映画館が今後も永く続く事を願っております。