行燈徒然日記

雑多に色々と・・・ 読んでもつまらんよ!

映画・オーシャンズを観てまいりました

2010年02月11日 | 環境問題
映画・オーシャンズを観てまいりました。
いやぁ~海洋生物達の活き々々した生態が見事に描かれておりました。
まさに残酷で美しい海の命のドキュメンタリーでした。
不思議に思ったのは、荒波を飛ぶように進むイルカの群れ等、決して
画面のを揺らすことなく見事に撮影している映像の数々、う~ん素晴
らしい。

これは映画のためだけに用意された特殊な撮影機材のなせる業でした。
そしてなにより選りすぐりの水中カメラマンたちによる、ビューテフォ
ーな映像に引き込まれずにはいられません。さらに誇りに感じたのは、
映画を支えた水中カメラマンの一人が日本人だと知った事です。
しかし、海に暮らす生物達の体は、生きるため実に無駄なく創られて
おりました。そう言う意味では、やたら道具に頼る私達の方が生物と
して劣っているのではと、考えさせられましたね。まさに神が創造しえ
た究極の姿なのだなぁ~、なんて思ってしまう訳ですよ。

さらに映画は危機に瀕する世界の海や、人間のエゴによりヒレだけを切
断され海に捨てられるサメなど、大自然が人の手により急速に破壊され
る様も描き出しておりました。今まさに人類の一人々々が手をとり合い
、失われた地球環境を復元して行こうと言う、強いメッセージも含まれ
ているのです。しかしそうは言っても心無く愚かな人間は、今後も自然
破壊を続けて行くのだろうなと、反面思ってしまう悲しい自分がおりま
した。地球が誕生して46億年、これまでも様々な環境危機で自然のねじ
れが起きてきました。しかしその度にこの惑星のリセット機能が働き、
見事に復元してきたのです。だからいよいよとなれば、地球は自らの
自助作用により必ずや復元すると思います。ただしその時、我々人類は
地上から姿を消している事でしょうね。(悲)などと考えさせれる映画
でもありました。でも総体的には美しい海の大自然と驚異的な生物の営
みを、しっかり描いてある素晴らしい作品です。お勧めですよ~♪
コメント (2)
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