ます。とは言え60過ぎのお仕事ですので、定時退社できっちり土日休みの筈
でした。しかし最初の週から残業続き、土曜も休日出勤となりました。
まあ世の中そんなに甘くないという事ですよね。
さて旅行記の続きです、ハレイワでカチカチマフィンを無理やり食べた後。
この日の目的地エフカイビーチへ向かいました。
車のエンジンを切ると早くも波音が耳の届くようです。さすが冬のノース
です、海が活気づいとります。
話は変わりますが、今回は随分と久しぶりのエフカイビーチ訪問なんです。
前回訪れた時は、ここで俳優の大沢たかおさんが映画の撮影をしていました。
しかし何故かビーチでは無くパークでウインドサーフィンのランディングシ
ーンを撮っていたのです。それが笑っちゃう撮影風景でブールバックの前で
ボードに乗り叫んでおりました。絶対スタジオ撮りでOKなシーンだと誰の
目にもそう映った、ヘンテコな撮影でした。
プロウインドサーファー、故飯島夏樹さん物語「天国で君に逢えたら」撮影風景
↓2007年行燈徒然日記より
ビーチに出ると早速アクティブな風景が目に飛び込んできました。
波の高さが半端なく冬のノースが吠えておりました。
でも、まだこの日の波は穏やかな方らしいです。
ご覧下さい長閑な午後のビーチ風景です、こんなに波が高いのに何故でしょう?
不思議ですよね、その答えはビーチの風が強く無いからなのです。
実はノースのビッグウェーブは遠く日本の気候が、強く影響しております。
日本が冬型の気圧配置(西高東低)にある時に、寒気と暖気が洋上で衝突し
巨大なアリューシャン低気圧が発生します。そのうねりがハワイ諸島にビッ
グウェーブを運んで来るのです。
だから本が読めるほど長閑なビーチに、大波が寄せる風景を実現させるのです。
まあそんな事はさて置き、波の音を聞きながら暫しエフカイのビーチパーク
にて、日向ぼっこを楽しみました。
暖かいハワイの冬の陽を浴び、波音を耳に過ごす時間は格別です。
次の予定が有る訳でなく、怠惰に時間を使う贅沢さは人生の中でそうは無い
経験でありました。