![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/2f/deaeb5a890d4ca15254a012e51374e5e.jpg)
もたもたと旅行記を書いておりましたら、いつの間にか世の中は春爛漫、
我が散歩コースのサクラも満開となっております。良いですね心浮かれる
この季節、嫌いな方は居ないでしょう!しかも今年はそれに拍車を掛けた
のがWBC日本優勝でありますね。今週はコノ話題で日本中が浮かれたと
言っても過言ではないでしょう。準決勝メキシコ戦の大逆転、また決勝戦
の大谷の登板、こんな心憎い演出を一体誰が考えたのでしょう!
まさにドラマでしたね。本当に久々に興奮したここ数日でありました。
もっとWBCの話を致したいのですが、この辺でブログに戻ります。
前回の続きであります、第50回ホノルルマラソンがスタートした
所までお話致しました。今回からレース中の模様をお話して参ります。
レースと書きましたが、私の場合物見遊山の42.195kmございますので
レースと言うより祭りに参加した気分で走っておりました。
他のマラソンに参加した事がない為よくわかりませんが、ホノルルマ
ラソンは可なりお祭り色の強いマラソンの様に思います。その理由の
一つは制限時間が無い事かも知れません。
日本の主だったマラソンには制限時間があります、例えば東京マラソン
の制限時間は7時間、横浜マラソンは6時間30分となっております。
私がホノルルを走る理由はハワイが好きな事も大きいですが、国内マラ
ソンでは制限時間以内にゴールが厳しいからなんです。(笑)
つまりホノルルマラソンは世界一 ゆる~いマラソンと言えるんです。
だから自然とお祭り色も強まり、ランナー個々がそれぞれの思いで楽
しんで走っております。↓
この様に重たい酸素ボンベを背負い、フル装備で走る消防士さんもおり
ます。この方々は2019年にホノルルマラソン参加の時にもお見掛け致し
ました。なんと現役のホノルル市の消防士さん達で、勿論装備も本物
らしいです。
驚くべきはこんな重装備で皆さん完走されてました、なんと言う体力で
ありましょうや!流石アメリカンヒーローであります。
スタート直後のホノルル港、この日アロハタワーは赤く染まっておりま
した。赤いライトアップには赤十字をサポートするとか、何かの意味が
あるのだと思います。(多分・・)↓
この辺りはまだまだ元気なんですが、あえてゆっくり、ゆっくり走って
おります。私の場合ですが、マラソン前に色々試してみて最初の
2㎞は敢てゆっくり入った方が、その後の筋肉の張りが少なく済む事が
判明したからです。あのウィリアム・シェイクスピアも「険しい丘に登
るためには、最初にゆっくり歩くことが必要である。」おっしゃってま
す。フルマラソンと言う険しい丘には、力む事なくゆっくりと平常心で
挑む事が肝要なのだと理解致しました。
さてホノルル港を過ぎれば、いよいよダウンタウンに入ります。
この時期のダウンタウンと言えばホノルル・シティライツでさーね。
スタートから約4kmで華やかで美しいイルミネーションがランナー達の目
を奪います。
ホノルル・シティライツはダウンタウンのホノルル・ハレ(ホノルル市庁
舎)で開催しているクリスマスイルミネーションで、ハワイのクリスマ
スを語る上では外せないモノでございます。
前回はマラソン初参加で舞い上がっており、このイルミネーションも横目
で観て通過しました。しかし今回は足を止めてじっくり拝見いたしました。
折角ですから自撮りなんぞ致しまして・・
チャイナタウンに入りますと最初の給水があります。ホノマラの給水ポイ
ントは多数ありますので、いちいち水分補給していたらお腹がタポタポに
なってしまいます。でも有れば飲みたくなるのが人情です、結局私は全て
の給水ポイントを利用致しました(笑)
チャイナタウンを抜けてアラモアナセンターのサンタさんを見ながら、
流れに沿ってハワイアンビレッジを通過しワイキキエリアに入って参り
ます。
この辺りはスタートから9㎞くらいでしょうか?マダマダ元気に走って
おります。カラカウア通りには、早朝だと言うのに至る所で応援を戴き
ます。見知らぬ方からの異国の言葉でに応援です、でもヤハリ応援と不思
議と力になるモノであります。
余談ですが中島みゆきさんの名曲で「ファイト」と言う曲があります。
私も大好きですし、多くの日本人の心に響く名曲です。
しかしアメリカでは応援に「ファイト」は禁句なんです。英語ではFightは
「戦う」という意味で決して応援の言葉ではありません。
私は前回のマラソンの時にヘトヘトに弱っている、黒人さんに「Go」と声
を掛けました。「You can do it! いける!」とか「C'mon! さあ行け!」
なんてのも良いようですよ(多分・・)
ワイキキをビーチ右に見てゴール地点のカピオラニ公園を通過すると、
いよいよ最大の難所ダイアモンドヘッドロードの登りに差し掛かります。
前回もそうでしたが、この辺りでサンライズを見る事になりました。
次回は美しいDHロードから夜明け等をご紹介いたします。