「虎落笛(もがりぶえ)」(7分)
富安陽子:作
梶山俊夫:絵
あかね書房:発行
2002.12初版(1400円)
風の強い日、ひとりの男の子が凧を挙げるために原っぱに向かっていた。
茶色く枯れた雑草がはびこる草の海のような原っぱ。
そんな時、風の音に交じって声が聴こえてきた。
「きょうの 虎ぁ でぇかいぞう。」
「追えよ虎、虎追え追い出せ、はげよ皮。」
「きょうは、お前が笛をふけ。」
学校でハモニカしか吹いたことのない男の子は、仕方なく草笛を吹くことに・・・
あれはいったい何だったのか!?
不思議な出来事、はては夢???
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