雀庵の「中共崩壊へのシナリオ(21」
“シーチン”修一 2.0
【Anne G. of Red Gables/133(2020/6/28/日】早朝4時に雨音で目が覚めた、「ヤバ! 屋外の扇風機が壊れる」、慌てて取り込んだが、死んじゃったみたい、怖くてチェックする勇気がわかない。
“シーチン”修一 2.0
【Anne G. of Red Gables/133(2020/6/28/日】早朝4時に雨音で目が覚めた、「ヤバ! 屋外の扇風機が壊れる」、慌てて取り込んだが、死んじゃったみたい、怖くてチェックする勇気がわかない。
「同じ失敗を懲りずに繰り返す」・・・これは生物のトップである人間も免れないビョーキ、運命かもしれない。仏教では「分かっちゃいるけど止められない、これは人間の業」と植木等は住職のオヤジから褒められたそうだ。
エリザベス・テーラーは6回結婚して6回離婚したらしい。人生、終わりよければすべて良し、ということで、人類は「そのまんま初期設定」。
この際だから「晩年はスズメ相手にのんびり暮らしてましたよ」、それでいい・・・でも俺は多動児だし・・・遊びたいんだ、爆発したいんだ!
♪はじけた花火にあおられて 恋する気分がもえて来る 真夏の一日カーニバル しゃれて過ごしていいじゃないか あゝ今夜だけ あゝ今夜だけ もうどうにもとまらない
もうすっかり毎日が「ええじゃないか、ええじゃないか」。
♪書いて書いて 疲れても書いて 書いて 書き過ぎて 倒れるまで書いて やがて男は 静かに眠るのでしょう
松本零士 の「男おいどん」だな、カキ過ぎて貧血になっちゃったり、腱鞘炎もあり得る。「過ぎたるは及ばざるがごとし」、逆説的に言えば「人間は適度なところで止まらない」、ブレーキとアクセルを間違える、あるいは意識的に自爆する動物だと・・・なかなか難しいね。
「人間が一番興味を持つのは人間だ」と上司かつ仲人が言っていたが、スズメや昆虫よりも小生は変人、奇人、狂人、独裁者とか奇妙奇天烈、怪しい人間に興味を持つなあ。専攻は「人間行動学です」なんてカッコ良くない?
冗談でWIKIを検索してみたら「人間行動学:人間の行動 、および動物行動学の方法論をヒトの研究に応用した学問」だって。知らなかった。「鼻ほじり」も研究対象で、
<鼻ほじり、または鼻糞ほじりとは、鼻の穴に指などを差し込み、鼻糞を掻きだして鼻の穴の掃除をする行為のことである。より広く、「鼻孔から鼻くそや鼻水を取り出し、親指と人差し指で小さく丸め、その後で食べたり、すりつけたり、弾き飛ばしたりする技術」と定義することもある。
方法:手の指などを外鼻孔から鼻腔に挿入し、爪などで鼻腔内壁を掻いて、付着した鼻くそを取り除く。使用する指は自由であるが、外鼻孔を通過できる細さであることが必要で、人差し指を使用することが比較的多い。
指を生で挿入するのではなく、ティッシュペーパーやハンカチで覆ってから挿入する方法もある。ただし、ローランド・フリケットによれば、生の方が気持ちがいい>
どうなってるんだよー、この世界は?!「生の方が気持ちがいい」って、そりゃあそうだけれど、責任とれるのかよー、何か、俺より桁外れなキ〇ガイ、富岳級変人、世界中にウジャウジャいそうだ。
「発狂史観」、歴史はキ〇ガイが創る? ありそうだな。「狂」とは「志が大きくて、些事をかえりみないこと」の意味がある。加地伸行先生の「論語」解説によると、「直進」「進取」「一つのことに打ち込む様」「独りよがり」とかの意。
「子曰、好剛不好学、其蔽也狂」、剛を好みて学を好まざれば、その蔽や狂。
決心の高さを声を上げて売りにするだけではダメよ、事の本質をよく学び、十分に覚っていないと、単に目的達成第一の独りよがりとなる、これでは人は付いてこない――
論語知らずの毛語録オツム系視野狭窄、習近平は、諫言する者をすべて排除したから「ロバ耳裸王」。周りはヨイショとかイエスマンばっかりだろう。宦官もいそうだ。失禁城のだだもれ・・・
現実、リアル、ナマ、裏表、人情の機微を知らないというか、理解できないという、いささか奇妙で人間離れした秀才を見たければ、霞が関へ行くといい。そういう人は大体カミってるね、ワシントンDCにもずいぶん多そうだ。
米国のリベラル≒アカモドキ≒アカによるトランプ叩き。実態は分からないが、「頂門の一針」6/25に「SSA生」さんがとても分かりやすい論稿を寄せていた。小生の解釈を交えてざっくり主旨を紹介する。
<トランプに対するボルトンの暴露本騒ぎが面白い。「商い経験のあるA人」と商い経験のないB人」のトランプ評価の違いが鮮明に出ているからだ。
トランプがクビにしてきた人の多くがBに属する軍人・役人であり、彼らを支持してきたのもBに属するマスコミ人・ジャーナリストである。
B人は「この世は言葉の表現通りの意味・論理から成り立っている」(言葉絶対主義)と思い込んでいる。
一方でA人は「言葉はあくまで意志疎通の一部であり、その多くは感覚や感情によって達成され、時には自分の本心とは全く逆の言葉を(冗談まがいに、または相手を自分に引き込むために)言うことを厭わない」人達だ(言葉相対主義)。
例えばトランプが「習近平や金正恩はいい奴だ」と言えば、B人は「トランプはとんでもないことを言う奴だ」となる。
ところが商い経験のあるA人は「トランプもやっているな」とよく分かる。これをB人はほとんど理解できない。
商談では相手の言葉の表面には出ない(韜晦)意思を理解し確認するのが重要になるケースがしばしばある。
したがって、今度の「暴露本」の中で、習近平を面前で褒め上げたり、ウイグル人収容施設の建設にトランプが非難をしないことを「けしからん」と言う人達は概ねB人で、彼らはそれらがトランプの本心や最終目的でなく「商談上」のテクニックの一部であることが判らないのだ、云々>
日本でもエリート官僚(出身)はB人が多く、小生のような「是非はともかくうまくソフトランディングさせることが優先事項だ、そのためにはどうすべきかが大事」というA人から見ると理解不能な人が多い。
ビジネスの普通の現場では、会議の後の飲み屋で「で、どうなのよ」と本番の交渉になる。会議では(敵を作りたくないのだろう)無口だった人も、本音で話し出す・・・少なくとも日本のビジネスマンはA人が圧倒的に多い。
エリート官僚だって表は石部金吉のB人、裏(本音)では現実主義のA人という人が結構いるだろう。こちらも阿吽の呼吸で、表では土下座して「申し訳ありませんでした」とやって見せ、裏では「お代官様、まずは駆けつけ三杯・・・」「越後屋、お前も大した役者よのう、土下座には驚かされた」「へへへ」「ふっふっふ」。
そういうのが現実。麻雀、ゴルフ、飲み屋、家族同士の付き合い・・・やり手のAさんは皆やっている。得意先の部署の女の子への手土産は、先週がタイ焼きなら今週は焼き芋とか・・・
トップによる外交も表では笑顔で握手、裏では恫喝、ディールとかは当たり前で、外交公文書はどこの国でも50年、100年(真珠湾攻撃は事実上の永久)不開示はごく普通だ。
A人「ま、不都合な真実はどこの世界でもありますからね、そんなことを今さら持ち出して騒いだって前進しませんよ、分からんちんとか困った人、まあ大人になれない発達障害、獅子身中の虫は珍しくないですから・・・あ、アタリ! へへ、また勝っちゃった」
B人「これは業務命令ですね、業務なら指示書と予算、法的根拠を示してください。え? 取引先とのただの飲み会なんですか。どうして私が参加しなければならないんですか、私はホステスではありません、これってパワハラです、労基署に国訴します、絶対許しません!」
正義の人は結局は環境不適応で職を失う。夏彦翁曰く「正義はやがて国を亡ぼす」。AだろうとBだろうと「過ぎたるは猶及ばざるが如し」、ほどほどに自制しないとダメよ、ということだな。(2020/6/28)