国難の時代を乗り切ろう
“シーチン”修一
【雀庵の「大戦序章」315/通算746 2024(令和6)年7/29/月】涼しいうちに散歩に行く予定だったが早朝から猛暑・・・仕事ではナニクソと踏ん張れるが、散歩で熱中症になってもちっとも同情されない、それどころか「いい歳をして何やってんだかぁ、まったくやっかいな爺さんだ」とヒンシュクを買ったり。
2FのダイニングルームとTV部屋はカミサンの金魚しか生き物はいず、3台の扇風機でどうにかしのいできたが、今朝は風のない凄まじい猛暑で南国生まれのカミサンもギブアップ、2台のクーラーをオンにした。カミサンは涼しい環境で五輪を楽しみたいような・・・
3Fの小生の隔離部屋はここ2日間、クーラーをかけっぱなし。夕べ、悪質な蚊を撃退するために強力な「アース ゴキジェットプロ」を散布したらずいぶん大きいのが落ちてきてヒクヒクしている。捕まえて踏みつぶそうとしたが、どうも大きい。モゾモゾ動いている足を見たら、なんとコウモリだった。3年振りの再会! あまりにも暑さで我が部屋に逃げ込んできたのだろう。「窮鳥懐に入れば猟師も殺さず」、コウモリは哺乳類の益獣、「ごめんよ」と外にそっと置いたら大急ぎで逃げていった。
益虫・益獣か、害虫・害獣か、それが問題だ。駆除という名の殺処分、それとも保護されるべきか・・・時代や空気によって“判決”が違うというあいまいさがあり、それが恐ろしい。トランプか、それともハリスか・・・勝てば官軍、負ければ賊軍、米国の“内戦”は最終章を迎えた。
現代ビジネス2024/7/26、産経の名物記者・阿比留 瑠比氏の「安倍晋三『シンゾー・トランプ外交』の“内幕”を、最側近記者がいま明かす! 安倍『猛獣使い外交』の舞台裏からいまこそ学ぶべきこと」から。
<編集部の前文: 世界はすでにトランプ氏再登板を織り込み済みだ。今年11月の米大統領選からライバルのバイデン大統領が撤退し、ハリス副大統領が名乗りを上げ旋風を巻き起こしているが、それでも銃撃事件を経て求心力を高めるトランプ氏の優位は揺るがないとの見方が少なくない。孤立志向のアメリカ第一主義を掲げるトランプ氏の奔放な言動にまたも世界は翻弄されるのか。日本は大丈夫か――
実は2017年のトランプ氏の大統領就任前にも同じような懸念はあったが、当時の安倍晋三首相による外交攻勢で日米関係は良好となり、トランプ氏は日米首脳会談で「シンゾーだから日米関係はいい。シンゾーだから私は日本のためにやる」とまで言い放った“舞台裏”があったという。そんな安倍氏の“猛獣使い外交”の内幕を綴った話題の書、阿比留 瑠比著『安倍晋三“最後の肉声” 最側近記者との対話メモ』(産経新聞出版)から、一部引用・再構成してお届けしよう。(以下本文)
◎安倍氏「トランプ氏は本当にやばいな」: 米国の大統領が誰であれ、気が合おうと合うまいと、日本の首相は良好な関係を築かないといけない。唯一の同盟国である米国との関係にひびが入ると、周辺国の中国、北朝鮮、ロシア、韓国はそれに付け込んでくるからだ。
安倍氏はトランプ氏が大統領候補として注目を集めていた2016年4月、こう話していた。「トランプ氏は本当にやばいな。米国はどうするんだろうね」。マスコミや評論家の間でもトランプ氏の登場への懸念はかなり浸透していた。とはいえ、新たな事態が生じたら、いたずらに狼狽するのではなく、それを利用し、日本の国益に転じようとするのが安倍氏の真骨頂だった。
トランプ氏が大統領選に勝利した2016年11月9日夜、日米同盟のあり方の見直しを要求された場合について安倍氏に聞くと、即座にこう答えた。「日本の対米自立のきっかけにすればいい。できるだけ早い時期に会って、日米同盟の米国にとっての意義などを教えないといけない」「トランプ氏は保護貿易的なことを言っているが、それが自分(米国)の首を絞めることもね」
安倍氏はその直後にトランプタワーでの会談に臨み、話題の大半を中国の脅威と問題点に費やし、手ごたえを得たようだった。国際電話の向こうからは弾む声が響いてきた。「選挙中の彼とは別だということだね。信頼関係を絶対築けると確信した」
このトランプタワー会談こそが、それまでの米国の対中政策を融和路線から厳しい姿勢に転換させる第一歩となったことは言うまでもない。それとともに、米国が歴史上初めて、日本の外交戦略である「自由で開かれたインド・太平洋」構想を自国の戦略として採用したのも、歴史的に評価されるべき実績だ。
安倍氏が、拉致問題が日本と自分にとっていかに重要かを繰り返し説いた結果、トランプ氏率いる米国の北朝鮮政策も大きく変わった。トランプ氏の前任のオバマ大統領が北朝鮮を「のびのびさせていた」(安倍氏)ため、同国の核・ミサイル開発は進み続けたが、トランプ氏が拉致・ミサイル問題解決プロセスの中に拉致問題を組み込んだのだ。「トランプ氏は拉致問題に関してハートがあった」と安倍氏は振り返った。
ただ、安倍政権時代のトランプ氏が日本にとって望ましい大統領だったからといって、再登板を果たしたトランプ氏が、日本のために以前同様の役割を果たすとは限らない。とはいえ、安倍氏がトランプ氏に日本の考えを呑ませるため、相手を褒めるところから会談を始めたり、大切な課題は一つに絞ったりと工夫を凝らして付き合ったスタイルは、今後のトランプ対策として参考にすべきだろう。
「政治とは、与えられた条件の中で最善を尽くすことだ」。この安倍氏の政治家としての基本原則を示す言葉は、国難の時代であるからこそ、ますます傾聴されるはずだ>以上
・・・・・・・・・・・
「国難の時代」・・・神奈川県から「県民ニーズ調査に協力を」と頼まれたので7/28に回答したが、最終ページに「ご自由にご意見を」とあったからこう書いた。
<現在の地方自治法は敗戦後の1947/昭和22年、米国占領下で日本が主権のない時に米国によって「日本国憲法」とともに現行の「地方自治法」が制定された。米国の狙いは「日本を二度と戦争できない国にする、100年後には日本は消滅しているだろう」と占領軍のマッカーサー元帥は豪語していたものである。現在の世界は「危機の時代」であり、大衆迎合のバラマキ福祉的な地方自治法では国家的な危機に対応できず亡国は免れないのではないかと危惧している。静岡県、沖縄県・・・とても心配だ>以上
地方自治体などに巣くう反日勢力の跋扈。その一方で、戦前・戦中を生きた祖父や親が加齢等で亡くなり、マッカーサー式米国製「反日近現代史教育」で育ったため、生のリアルな近現代史を知らない国民が1960~70年あたりから増えていった。高等学校までは明治維新までは教えているようだが、我が39歳の愚息なんぞは大学へ行って初めて「日米戦争」を知ったという酷さである。最近の日本人はなにやら軟弱で、大所高所から天下国家を論じるといった気概は年々薄くなっている感じがする。
産経を愛読しているが、インテリ向けの難しい記事と女性向けの日常茶飯事的な記事が随分増えているようで、小生のような市井の愛国者が“ご説ごもっとも”と溜飲を下げ、戦意高揚するような記事が少なくなっているようだ。戦狼ヂヂイの繰り言だろうが、今どきの熱心な新聞購読者はヂヂイが多いから、ま、善処していただければありがたい。
・・・・・・・・・
*読者諸兄の皆さま、御意見を! ishiifam@minos.ocn.ne.jp
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渡部亮次郎 「頂門の一針」<ryochan@polka.plala.or.jp>
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“シーチン”修一
【雀庵の「大戦序章」315/通算746 2024(令和6)年7/29/月】涼しいうちに散歩に行く予定だったが早朝から猛暑・・・仕事ではナニクソと踏ん張れるが、散歩で熱中症になってもちっとも同情されない、それどころか「いい歳をして何やってんだかぁ、まったくやっかいな爺さんだ」とヒンシュクを買ったり。
2FのダイニングルームとTV部屋はカミサンの金魚しか生き物はいず、3台の扇風機でどうにかしのいできたが、今朝は風のない凄まじい猛暑で南国生まれのカミサンもギブアップ、2台のクーラーをオンにした。カミサンは涼しい環境で五輪を楽しみたいような・・・
3Fの小生の隔離部屋はここ2日間、クーラーをかけっぱなし。夕べ、悪質な蚊を撃退するために強力な「アース ゴキジェットプロ」を散布したらずいぶん大きいのが落ちてきてヒクヒクしている。捕まえて踏みつぶそうとしたが、どうも大きい。モゾモゾ動いている足を見たら、なんとコウモリだった。3年振りの再会! あまりにも暑さで我が部屋に逃げ込んできたのだろう。「窮鳥懐に入れば猟師も殺さず」、コウモリは哺乳類の益獣、「ごめんよ」と外にそっと置いたら大急ぎで逃げていった。
益虫・益獣か、害虫・害獣か、それが問題だ。駆除という名の殺処分、それとも保護されるべきか・・・時代や空気によって“判決”が違うというあいまいさがあり、それが恐ろしい。トランプか、それともハリスか・・・勝てば官軍、負ければ賊軍、米国の“内戦”は最終章を迎えた。
現代ビジネス2024/7/26、産経の名物記者・阿比留 瑠比氏の「安倍晋三『シンゾー・トランプ外交』の“内幕”を、最側近記者がいま明かす! 安倍『猛獣使い外交』の舞台裏からいまこそ学ぶべきこと」から。
<編集部の前文: 世界はすでにトランプ氏再登板を織り込み済みだ。今年11月の米大統領選からライバルのバイデン大統領が撤退し、ハリス副大統領が名乗りを上げ旋風を巻き起こしているが、それでも銃撃事件を経て求心力を高めるトランプ氏の優位は揺るがないとの見方が少なくない。孤立志向のアメリカ第一主義を掲げるトランプ氏の奔放な言動にまたも世界は翻弄されるのか。日本は大丈夫か――
実は2017年のトランプ氏の大統領就任前にも同じような懸念はあったが、当時の安倍晋三首相による外交攻勢で日米関係は良好となり、トランプ氏は日米首脳会談で「シンゾーだから日米関係はいい。シンゾーだから私は日本のためにやる」とまで言い放った“舞台裏”があったという。そんな安倍氏の“猛獣使い外交”の内幕を綴った話題の書、阿比留 瑠比著『安倍晋三“最後の肉声” 最側近記者との対話メモ』(産経新聞出版)から、一部引用・再構成してお届けしよう。(以下本文)
◎安倍氏「トランプ氏は本当にやばいな」: 米国の大統領が誰であれ、気が合おうと合うまいと、日本の首相は良好な関係を築かないといけない。唯一の同盟国である米国との関係にひびが入ると、周辺国の中国、北朝鮮、ロシア、韓国はそれに付け込んでくるからだ。
安倍氏はトランプ氏が大統領候補として注目を集めていた2016年4月、こう話していた。「トランプ氏は本当にやばいな。米国はどうするんだろうね」。マスコミや評論家の間でもトランプ氏の登場への懸念はかなり浸透していた。とはいえ、新たな事態が生じたら、いたずらに狼狽するのではなく、それを利用し、日本の国益に転じようとするのが安倍氏の真骨頂だった。
トランプ氏が大統領選に勝利した2016年11月9日夜、日米同盟のあり方の見直しを要求された場合について安倍氏に聞くと、即座にこう答えた。「日本の対米自立のきっかけにすればいい。できるだけ早い時期に会って、日米同盟の米国にとっての意義などを教えないといけない」「トランプ氏は保護貿易的なことを言っているが、それが自分(米国)の首を絞めることもね」
安倍氏はその直後にトランプタワーでの会談に臨み、話題の大半を中国の脅威と問題点に費やし、手ごたえを得たようだった。国際電話の向こうからは弾む声が響いてきた。「選挙中の彼とは別だということだね。信頼関係を絶対築けると確信した」
このトランプタワー会談こそが、それまでの米国の対中政策を融和路線から厳しい姿勢に転換させる第一歩となったことは言うまでもない。それとともに、米国が歴史上初めて、日本の外交戦略である「自由で開かれたインド・太平洋」構想を自国の戦略として採用したのも、歴史的に評価されるべき実績だ。
安倍氏が、拉致問題が日本と自分にとっていかに重要かを繰り返し説いた結果、トランプ氏率いる米国の北朝鮮政策も大きく変わった。トランプ氏の前任のオバマ大統領が北朝鮮を「のびのびさせていた」(安倍氏)ため、同国の核・ミサイル開発は進み続けたが、トランプ氏が拉致・ミサイル問題解決プロセスの中に拉致問題を組み込んだのだ。「トランプ氏は拉致問題に関してハートがあった」と安倍氏は振り返った。
ただ、安倍政権時代のトランプ氏が日本にとって望ましい大統領だったからといって、再登板を果たしたトランプ氏が、日本のために以前同様の役割を果たすとは限らない。とはいえ、安倍氏がトランプ氏に日本の考えを呑ませるため、相手を褒めるところから会談を始めたり、大切な課題は一つに絞ったりと工夫を凝らして付き合ったスタイルは、今後のトランプ対策として参考にすべきだろう。
「政治とは、与えられた条件の中で最善を尽くすことだ」。この安倍氏の政治家としての基本原則を示す言葉は、国難の時代であるからこそ、ますます傾聴されるはずだ>以上
・・・・・・・・・・・
「国難の時代」・・・神奈川県から「県民ニーズ調査に協力を」と頼まれたので7/28に回答したが、最終ページに「ご自由にご意見を」とあったからこう書いた。
<現在の地方自治法は敗戦後の1947/昭和22年、米国占領下で日本が主権のない時に米国によって「日本国憲法」とともに現行の「地方自治法」が制定された。米国の狙いは「日本を二度と戦争できない国にする、100年後には日本は消滅しているだろう」と占領軍のマッカーサー元帥は豪語していたものである。現在の世界は「危機の時代」であり、大衆迎合のバラマキ福祉的な地方自治法では国家的な危機に対応できず亡国は免れないのではないかと危惧している。静岡県、沖縄県・・・とても心配だ>以上
地方自治体などに巣くう反日勢力の跋扈。その一方で、戦前・戦中を生きた祖父や親が加齢等で亡くなり、マッカーサー式米国製「反日近現代史教育」で育ったため、生のリアルな近現代史を知らない国民が1960~70年あたりから増えていった。高等学校までは明治維新までは教えているようだが、我が39歳の愚息なんぞは大学へ行って初めて「日米戦争」を知ったという酷さである。最近の日本人はなにやら軟弱で、大所高所から天下国家を論じるといった気概は年々薄くなっている感じがする。
産経を愛読しているが、インテリ向けの難しい記事と女性向けの日常茶飯事的な記事が随分増えているようで、小生のような市井の愛国者が“ご説ごもっとも”と溜飲を下げ、戦意高揚するような記事が少なくなっているようだ。戦狼ヂヂイの繰り言だろうが、今どきの熱心な新聞購読者はヂヂイが多いから、ま、善処していただければありがたい。
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