今日も福岡での栗本さんの講座に出発!
福岡に行く間、本を読んでいます。
この本の「はじめに」の部分を読みながら、発達障害の本読んでる?」という頭になるほどの既視感でびっくり!
曰く
「タイトルで『認知症』と謳っていても、ほとんどの本には『治す』ことについては書かれていません。」
曰く
「認知症は治せないのではなく、治す術を多くの医師が知らないだけだ、ということです。」
そして、トドメが、
「確かに認知症の治療には、むずかしい面もあります。しかし、それ以上に認知症の治療を複雑に、そして困難なものにしているのは、進歩することを拒む、柔軟性に欠けた医療従事者の古い考え方にあります。」
「認知症」の部分を「発達障害」や「自閉症」に置き換えてもすんなり通じる文になりますね!
更に、過剰投与されていた薬の減薬や米ぬかから抽出したエキスのサプリメント利用なども神田橋先生の本を読んでいる身には、とても親しみを持ちました。
それにしても、精神科ではどの分野でもお医者さまは治す派と治さない派がいらっしゃるのですね。
骨折して病院行って、治せない派の先生なんていたら、即クビになりそうですが。
とりあえず、私は認知症も治る派の方の本チョイスで知見を得ようと思います。