久しぶりの雨です。
ふと、思い出すと今週は仕事に行ってバイクを停めたら、
バイクのヘルメットホルダーにヘルメットをぶら下げていました。
雨も灰も気にならない、良い1週間だったんだなぁ、と
今更ながら、お天道様にありがとーーーー!という気持ちです。
中学校で支援員をしていたとき、こういうことがありました。
普通クラスにいる子どもでしたが、こだわりが強く、
色々なことで固まったり、同級生ともトラブルを起こしていました。
その子は学校の中の掲示物がまっすぐに貼られ、
四隅は画鋲4つでとめてなくてはいけない!というこだわりがありました。
そんな風なので、学校内でも少しでも曲がった掲示物は、
気がつけば貼り直しをしている、そんな子でした。
あるとき、教室でその子が暴れている、と同じクラスの子たちが呼びにきました。
その子は同級生に飛び蹴りか何かをして、
怒った飛び蹴りをされた子に殴られ、負けそうになり両手をぐるぐる回しながら、
同級生を追いかけ回した、ということでした。
どうして飛び蹴りをしたのか、理由を聞いても、
元々、あまり話しをしない子で、たまに話しかけてくるときは一方的に自分の話したいことだけを話す、
コミュニケーションが上手くない子どもでした。
聞けども聞けども、ただただ涙をぽろぽろぼろぼろ流すだけ。
理由が分かりませんでした。
コミュニケーションの上手い子ではありませんが、普段はとてもおとなしい子です。
部活もして、クラスでも悪ガキの中心にいるような子に、飛び蹴りするなんて考えられないことでした。
先生方が、入れ替わり立ち代わり、理由を聞いていると、
一部始終を見ていた、同級生の子が話しをしてくれました。
なんでも、飛び蹴りをした子は昼休みにクラスで気になる掲示物の貼り直しを
ひとりぶつぶつ良いながらやっていたそうです。
そこへ、クラスの悪ガキ数人が、
「こっちの掲示物もっ変だよ。」「あっちはしないの?」と、
わざと掲示物を歪ませていたそうです。
自分のこだわりで、クラスの中の掲示物の貼り直しをしていたのに、
悪ガキたちが何度も貼り直しをした掲示物を歪ませて、
掲示物の貼り直しをいくらやっても終わらずに、
ついには、飛び蹴りに至ったようでした。
悪ガキたちとはいえ、飛び蹴りなんかをしたことについて十分反省をさせました。
それと同時に、悪ガキたちも「何をしていたか?」ということを、
ひとりずつ聞いていきました。
そして、掲示物を直して回るのがおもしろい反応ということで、
結託はしていないものの、みんなで何となく繰り返したということでした。
このような、何かこだわりを持つ子が、
学校の中ではからかいの対象になったり、利用されたりすることがありました。
こういうときに、いつでもどこでも見守られている訳ではありません。
同級生が代わって状況を話してくれるとは限らないのです。
こういうこともあるので、
自分が言いたいことをメモする習慣、言いたいことを上手にいうってことは、
発達障害が有る無しに関わらず、大事な視点だなぁ~と思いました。
言いたいことを言えるようにするっていうのは、
とても大事なことかも…、そんなことを考えた一日でした。
そして、指導する側も
何があったのかを知るだけでなく、何が引き金かを注意深く観察し、
適切な注意を心がける必要性を、しみじみと考えたこの週末でした。
ふと、思い出すと今週は仕事に行ってバイクを停めたら、
バイクのヘルメットホルダーにヘルメットをぶら下げていました。
雨も灰も気にならない、良い1週間だったんだなぁ、と
今更ながら、お天道様にありがとーーーー!という気持ちです。
中学校で支援員をしていたとき、こういうことがありました。
普通クラスにいる子どもでしたが、こだわりが強く、
色々なことで固まったり、同級生ともトラブルを起こしていました。
その子は学校の中の掲示物がまっすぐに貼られ、
四隅は画鋲4つでとめてなくてはいけない!というこだわりがありました。
そんな風なので、学校内でも少しでも曲がった掲示物は、
気がつけば貼り直しをしている、そんな子でした。
あるとき、教室でその子が暴れている、と同じクラスの子たちが呼びにきました。
その子は同級生に飛び蹴りか何かをして、
怒った飛び蹴りをされた子に殴られ、負けそうになり両手をぐるぐる回しながら、
同級生を追いかけ回した、ということでした。
どうして飛び蹴りをしたのか、理由を聞いても、
元々、あまり話しをしない子で、たまに話しかけてくるときは一方的に自分の話したいことだけを話す、
コミュニケーションが上手くない子どもでした。
聞けども聞けども、ただただ涙をぽろぽろぼろぼろ流すだけ。
理由が分かりませんでした。
コミュニケーションの上手い子ではありませんが、普段はとてもおとなしい子です。
部活もして、クラスでも悪ガキの中心にいるような子に、飛び蹴りするなんて考えられないことでした。
先生方が、入れ替わり立ち代わり、理由を聞いていると、
一部始終を見ていた、同級生の子が話しをしてくれました。
なんでも、飛び蹴りをした子は昼休みにクラスで気になる掲示物の貼り直しを
ひとりぶつぶつ良いながらやっていたそうです。
そこへ、クラスの悪ガキ数人が、
「こっちの掲示物もっ変だよ。」「あっちはしないの?」と、
わざと掲示物を歪ませていたそうです。
自分のこだわりで、クラスの中の掲示物の貼り直しをしていたのに、
悪ガキたちが何度も貼り直しをした掲示物を歪ませて、
掲示物の貼り直しをいくらやっても終わらずに、
ついには、飛び蹴りに至ったようでした。
悪ガキたちとはいえ、飛び蹴りなんかをしたことについて十分反省をさせました。
それと同時に、悪ガキたちも「何をしていたか?」ということを、
ひとりずつ聞いていきました。
そして、掲示物を直して回るのがおもしろい反応ということで、
結託はしていないものの、みんなで何となく繰り返したということでした。
このような、何かこだわりを持つ子が、
学校の中ではからかいの対象になったり、利用されたりすることがありました。
こういうときに、いつでもどこでも見守られている訳ではありません。
同級生が代わって状況を話してくれるとは限らないのです。
こういうこともあるので、
自分が言いたいことをメモする習慣、言いたいことを上手にいうってことは、
発達障害が有る無しに関わらず、大事な視点だなぁ~と思いました。
言いたいことを言えるようにするっていうのは、
とても大事なことかも…、そんなことを考えた一日でした。
そして、指導する側も
何があったのかを知るだけでなく、何が引き金かを注意深く観察し、
適切な注意を心がける必要性を、しみじみと考えたこの週末でした。