紛れもなく、夏です!
夏が来たー!
先週の栗本さんの研修や講座を受けたあと、
大事だなぁと思うことがあります。
それは
発達をきちんと見ることと
その発達を促すために何をするか、
ということをわけて考えるということです。
子どもたちが不得意だったり、苦手なことを
大人は素早くキャッチしがちです。
そして、
「何をすればできるようになるか」
と思うのが、親心であったり、
関わる大人のお子さんを思う気持ちだったりします。
それはとても大事なことなのですが、
勉強であれば、繰り返し学習だったり、
からだ育てだと、できないこと練習したり。
私たちは、良かれ!の気持ちで、
できないことをできるようにしようと躍起になります。
それは、子どもの発達を促そうとすることではあるのだけれど、
その子自身の発達状況がどの辺りか、ということを見過ごしがちになることも多々あるように感じます。
ただ、「この子は今、2歳ぐらいです」で
おしまいの検査的なもので
子ども自身の発達状況を知った、と思うのは
違うように思います。
もっと細やかな、
どんな風に歩いているか、
片足立ちしたときどんな様子か、
他の人への興味の持ち方はどんな風か、
自分の快不快をどう表現しているかとか、
ご飯はどんな風に食べるか、
何に興味を持っているか、
とかとかとか……。
日々の生活に密着した、
できること、できないこと、
よく進んでやること、
できそうで惜しいな、ということ等
お子さんの普段の姿から
発達の度合いを見ることが必要だと思います。
お子さんへの
「こうあって欲しい」
という姿へ一歩一歩近付くことも大切ですが、
何より、お子さん自身が己の日々を充実したものと実感できるように、
講座での話や実践を結びつけて欲しいなぁと思います。
私の教室もその一助となるように、と思い
運営しています。
また、栗本さんのオンラインでの発達相談も同じ気持ちだと思います。
どちらも療育施設ではないし、
福祉機関ではないので実費ですが、
単発で「はて?」と思ったときに利用できます。
「今できていること」=発達のどの辺か、
ということと
「今できていない」=発達のどの辺へ遡り、どんなことをすればいいかということを
ご紹介できると思います。
具体的な体を使った遊びなどは、
たくさん出ている、市販の色々な書籍を参考にできると思うし、
お家や公園など身近な所でも実践できると思います。
講座が終わってもうすぐ一週間!
夏休みに入りました!
たくさん遊んでくださいね!