
今季、最後であろう金柑を買いに行きました。
私は金柑煮を作るとき、半分に割って種を全部出します。けっこうな作業なので、金柑買ったその足で実家に行き、母に種取りの手伝いをしてもらいました。
おしゃべりしながらで、あっという間に終わりました。
クイズだ、折り紙だではなく、こういう生活の中の仕事を高齢の方のデイサービスでもしたらいいのに、と思うことでした。
高齢者でも、子どもでも、生活と離れた訓練をしてもらおうと、支援する側が構えて準備しても、うまくいくことは稀でしょう。
第一、ある部分の機能を維持するため、或いは発達させるための繰り返しの練習というのは、楽しそうでない上に効果が薄そうですものね。
そんなことより、些細なことでも暮らしの中で必要なことは、簡単な作業でも、いろいろな要素が組み合わされていてます。
知らず知らずに色々な力が伸びることになると思います。
だから、教室に来てくださったお子さんと親御さんに、教室でした事を持ち帰ってやっていただく場合は、教室での遊びをお家の生活の何かで代わりになることはないかな、という視点で考えます。
暮らしの中でお子さんも高齢者も持っている機能を伸ばしたり、維持するということを忘れないようにしたいですね。