日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

待ってしまう習慣。

2016-06-28 16:34:50 | 発達応援
 滝のような雨が降り、テレビの音も聞こえなくてびっくり。
今は、ウソみたいにやんでいます。

 今日は、子どもさんと単純な遊びをするつもりで準備をしていたのですが、
この雨で、電車の時間が読めなくなって中止にしました。

 この、子どもさんとの単純な遊びですが、
もしかしたら、子どものほうで「今日は遊ぶ気分んじゃない」ということもあるし、
他の遊びがしたいかもしれないし、具体的に何とはいえない遊びです。

 ただ、私としては、新聞紙を4日分ほど持っていって、
新聞紙で何となく、遊ぼうかな、くらいのアイデアで行き、
行き当りばったり、子どもがしたい遊びをするつもりでした。

 遊びが延期になって、ある子どもさんのことを思い出しました。
その子は、とても優しくて、おしゃべり好きで、色々な質問をし、
小学1年生の男の子にしては、我慢強く、周りの思いも汲むような子どもさんでした。

 でも、学習については、不思議なくらい奥手。
黒板を写すのも「ねぇ、今、書いていいの?」と聞き、
「線は、引くんだよね、黒板と一緒でいいんだよね。」と聞き、
「あのね、鉛筆、今かえてもいいかな?」と聞き、…。

 私は、最初こそ、「今書くのよ。」と言ってましたが、
そういうことが続いたので、「今、先生が言った通り!」と、答えず、
なるべく、その子が誰かにOKをもらう回数を減らそうと思いました。

 そんなことを思い出したのは、一緒に遊ぶ予定だった子も、
私と学習するときには、自分でアイデアを考えて、やりたいことを言う子なのに、
たくさんの子どもたちとの中では、おとなしいという感じのことを聞いたからです。

 やりたいことがあって、「やりたい」とおうかがいをたてるも、
撃沈する経験が溜まると色々な場面で、自信がなくなるのかもしれません。

 もしかすると、家以外の場所では、恐怖麻痺反射が発動するのかもしれません。
どちらにしても、その子の良い部分をいつでも出せるようにするには、
どうしたらいいかなぁ〜と、考えた1日でした。

 滝のような雨は、やんだり、降ったり。
来週は、たくさん遊べますように。

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