日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

啓発より治る方へ。

2021-04-13 07:43:00 | 発達応援
近頃、訳あってワンプレートご飯の登場頻度が上がっている我が家。

今までワンプレートご飯を作る機会があまりなかったので、一番大きめの某コンビニのシールでゲットしたお皿が大活躍しています。

これを機に、大きめのお皿、好みのないかなぁ〜と物欲が湧いています。

幸せな物欲です。

今朝は、早朝仕事が休みだったので、久しぶりに朝のNHKを観ていました。

すると、九州の最も大きい県でユーチューバーとして発達障害について、たくさんの人に知ってもらおうと啓発に勤しむ親子さんのことが話題になっていました。

ちょっと早口のかわいらしい女の子、急に聞こえる幼い子の鳴き声や外の音に疲れる、イヤーマフを知ってほしいなどの映像が流れました。

以前、福岡で関わっていた子も最初はイヤーマフつけてたけど、いつの間にかしなくなってたなぁ、本人も「これ、してたよね、前」と借りた教室にあったイヤーマフを手に取って笑ってたなぁ、とそんなことを思い出していました。

「発達障害は発達の遅れとは異なります。障害だから一生続くものです(大意)」

そう言うことを親御さんもおっしゃったし、NHKのアナウンサーも最後に専門家の意見としてその情報の締めの言葉にそう言うことを言っていました。

では、専門家は「発達の遅れ」と一生治らないという発達障害を明確に線引きして、小さな子どもを診断しているのでしょうか?

私が「治そう!発達障害どっとこむ」を読む限り、小さい頃に発達障害だ、自閉症だ、知的障害だ、と言われたお子さんがどんどん治っています。


親御さんがお子さんのためを思って、我が子の持つ特性をお子さんが得意なことで発信させて、その特性を周りに理解してもらうことを選ぶことを私は否定しません。

それは、それぞれのご家庭がお子さんのことを考えたベストな方法なのだから。

でも、今、聴覚が過敏な我が子を前に、「何か良い方法がないかなぁ」と探している親御さんやご本人には、その親子のYouTubeを見ることよりも、「治っていく方法がありますよ」と花風社の本や「治そう!発達障害どっとこむ」のサイトを教えてあげたいな、と思います。

テレビなんて古いように世の中では言っていても、新型コロナのこの偏った情報のみを届ける様子を見るにつけ、厄介なオワコンだなぁと思います。

発達障害においても、NHKの「発達障害キャンペーン」というか、「発達障害は一生治りませんキャンペーン」は、ものすごく厄介だな、と思います。

しかも、発達の遅れも見抜けず、全部何らかの障害として真空パックにして、成長も発達もさせないような専門家しか出さないNHK。

休みの朝っぱらから、「いい加減にしろ!」とテレビを消して静かな雨音を聴いています。



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2 コメント

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Unknown (智ママ)
2021-04-13 10:57:13
4年前は、発達医師の「様子を見ましょう」だけで1年2年が過ぎていて、状態は何も変わらず、療育関係者はほくそ笑んでいるような重度知的と重度発達の状態からの、「してみてダメなら、引いてみればいいんだし」という、かなり消極的なビギナーでした。

そのうち、言葉が出て、「おはよう」と朝の挨拶をするようになり、「散歩に行きたい」と要求を口にするようになり、いまでは、自分に都合の悪い展開を防ぐために、相手を慮る応答を時間をかかってするようになりました。
花風社に出会う前に『あるがまま、はいいから、そこから何が生まれて、子どもが、どういう暮らしをしていくのか、ちゃんと知りたい』と思っていました。
『あるがまま』だけでは、一時的な休みにはなるものの、現状は何も変わらず、未来への対策もできないからです。

施設と作業所の往復だけの人生をさせるだけなら、無理に公金をかけて治らない療育をわざわざ施す必要はなく、したいことをふんだんにさせてやりたくなった私ですが、集団の中で学べるものを学ばせたくて、発達した結果、通学許可がおりた小学校に通わせています。

ふんだんに列車に乗せていたためか、社会のルール(順番はきちんと守る・レジや切符販売機でお金を出してものや切符を買う)の一部は、小学校に上る前に既に学べていた我が子でした。

伸ばさないのも、ご家庭の方針ならばしかたがないですが、お子さんの可能性が、もったいないですね。
治ったほうが、子供の可能性や人生の幅が、確実に開けるので、治るに一票を投じたいものです。
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Unknown (annon-okiraku)
2021-04-13 16:06:24
智ママさん、ようこそ。

発達の遅れとその後の成長を見越したものではない医者の「様子を見ましょう」という名の放置と無能な療育機関のコラボを無視した智ママさんのお子さんへの働きかけは、色々なものをお子さんが発揮するきっかけとなったのだなぁと、どっとこむでの投稿を読ませていただいて思います。

一見、子どもの個性重視したかのような「あるがまま」という言葉は、無能な医者や療育機関、「自分がかわいい」「しんどい」というタイプの親御さん三者みんなが楽できる魔法の言葉だったから受け入れやすかったのかもしれないなぁと思うことがあります。

子どもに子ども自身の人生を歩ませたい、自分で切り開く力をつけてあげたい、と思う親御さんは治るという言葉に希望を感じて、自分のご家庭の「治る」を歩まれますよね。

お子さんが自分の図書カードと智ママさんの図書カードを駆使して、いっぱい本を借りる姿は、私もたくましくも微笑ましく心温かくなりました。

またおいでくださいませ♪
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