日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

緩めることを思い出して!

2016-04-16 20:30:41 | 養生・薬膳
 変わらず、地震のことを思わずにはいられない1日でした。

 避難している友人に物を送ろうにも、
宅配業者は今は、熊本への荷物の受付を中止しているようでした。

 見慣れた道、バイクの練習に通い慣れた道路もすごい状況のようなので、
いくら荷物を届けるのが仕事と入っても、道の確認、確保が難しいのでしょう。

 そんな中で、思いもしない形で避難している友人の手伝いができたことがあり、
少しでも、役に立てたようならうれしいことだと、自己満足ではありますが、
友人の気がかりのひとつがなくなってよかった、と安堵しているところです。

 思いもしない手伝いがあったりするので、お邪魔にならない範囲で、
「声をかけてみる」ということは、大切なことなのだな、と思うことでした。

 今日は、もしかしたら、熊本でこのブログを見ている人もいらっしゃるかもしれないので、
色々と、精神活動が忙しくて、気が休まらないときの頭の休め方について書いてみます。

 ひとつは、タオルをお湯につけてしぼった物で後頭部をあたためます。
少し、熱いな、と感じるくらいのものが良いです。
これをすると、首筋や背中がゆるみます。

 また、目に温タオルをあてて温めることも、使いすぎた頭を休めてくれます。
これは、色々な情報が目から入るためで、
目を温めることで、あたまの芯から神経系統までを緩めることになります。

 お湯も沸かせない状況の場合は、自分の手のひらをこすり合わせて温めて、
その手のひらで、そっと自分の目を覆って温めてください。
自分の手のひらなんかで…と思うかもしれませんが、
案外、もわ~っと温まります。
お子さんにしてあげたり、家族でお互いにやってあげるのも良いかと思います。

 また、お風呂にも入れない場合もあると思うので、
可能ならば、足湯だけでもされてみてください。
足湯をしながら、足の中指と薬指の間を甲にむかって広げるようにマッサージしてみてください。

 ここは腰の奥深くとつながっているそうで、
ここを開いてあげると、血液循環がよくなります。

 物が不足する中で、できることも限られるし、
揺れが収まらない中で、体のケアなんかしている気持ちにならないかもしれません。

 ふと、思い出したときで良いので、
自分のからだを撫でたり、さすったりして、自分の意識、あたまと体を繋げてもらうと、
頭ばかりがはたらきすぎていたりすることに気がつくこともあるかもしれません。

 終わりが見えない日々です。
今は、交感神経が常に優位で、神経も張りつめて戦闘モードだと思います。
張りつめたものは、いつか、切れてしまいます。

 ぷつり、と切れてしまう前に、緩めることを思い出してもらえると良いのだけれど…。

そんなことどころではない!
今は「緩もう」なんて、なかなか、難しいこととはおもうのですが、
それでも、緩める、ということを思い出してくださいね。
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