ポジスキャンを進めている中から、183系による「あまぎ」号を掲載します。
「あまぎ」と言えば、「踊り子」の前身の特急と言えるでしょう。まだ鉄道撮影駆け出しの頃は、157系電車が好きで、よく撮影に出かけていました。上越線を走っていた181系「とき」が183系電車に全て置き換わるタイミングで、当時の田町電車区にも、同じ183系1000番代が投入されました。掲載した写真の時代は、153系の置き換え用として185系もすでに登場しており、現代の東海道線とは違い、多彩な電車が駆け抜けていました。もちろん、EF58による荷物列車や団体臨時列車も駆け巡り、また九州ブルトレも健在でしたから、まさに東海道線の黄金時代の1コマと言えるでしょう。
1981-05-14 3023M あまぎ3号 Tc183-1000x10B 東海道本線:根府川