いまだ最後の活躍とばかり、日夜黙々と運用を熟しているEF65PF型電機。現在では、国鉄時代とは異なり会社によって状況も様々違ってしまった。
アントンKには、現存するEF65PFの中でも、元東京機関区だった機番たちには、他機とは少し違う栄光の歴史を感じてしまう。特に綺麗に整備され大切にされているだろう、現田端区の65PFの姿を久しぶりに見た時には、かつてブルトレの先頭に立ち、連続運用を熟していた時代が彷彿と蘇ってしまうのだ。この春の改正で、その田端区のEF65PFたちにも余剰という波が押し寄せていると聞く。末永い活躍を期待したいところだ。
昔山陽本線山口県下で撮影した、東海道ブルトレを掲載しておく。朝霧が時間とともに晴れてきて、視界が開けてきたところに突き進んできた特急「みずほ」。この1105号機も現在でも元気で活躍しているのだろうか?たとえ地味な工臨仕業でも、我々ファンの前に姿を見せてくれることで、かつての栄光の姿がまた脳裏に湧き上がってくるのである。
1981-03-20 5ㇾ EF651105 みずほ 山陽本線:小野田-厚狭
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