孤軍奮闘のEF65P型が週末動いたとの知らせが入ってきた。時代が流れ今やEF64 1000番代やEF66 100番代にも余剰が生まれ戦線離脱機が続出する時代。高崎で唯一のEF65501号機が未だ現役なんて、実はすごい事!なのだ。車齢を考えても理解できるが、昔の電機に置き換えたらもっと実感できるのだろう。国鉄時代にかろうじて撮影出来た電気機関車たちは、大部分が車齢40年を待たずして消滅しているのだ。今のご時世、旅客会社も苦境に立たされ、マニア向けの機関車の維持管理まで手が回らない現実が襲っていると推測できるが、どうか一時の安易な決断で廃車解体なんて無謀な道を選ぶことだけはやめて頂きたいものだ。国鉄時代からの誇り高き特急けん引機であるEF65501号機。ファンの一人として最後まで見守りたい。
同時期、P型に対して貨物けん引用として登場したEF65F型電気機関車。現在稼働機は残念ながら消滅してしまっている。が、未だにファンの間で話題になるのが65F型電機なのだ。非貫通ながら、ヒサシを装備した機番も存在し、形態を見ても個性ある機関車だったことには違いない。ここでは、そのF型機先頭の重連で石油貨物をけん引する写真を掲載しておく。当時は仕事がら何度も撮影の機会を得ていたが、天気が悪いといい加減になっていたことが明白だ。この時は、同時刻に下る特急「あさま」との離合を狙って撃沈した時のもの。バランスの悪い画像をお許しください。
1987-10-09 5782ㇾ EF65522+509 JR東日本/高崎線:新町-神保原
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