EF58が自走しなくなってから、すでに10年以上の月日が流れてしまった。EF5861が都内を単機で走ったのがラストだと記憶しているが、果たして正しいのかどうかは定かではない。
平成も終わろうとしている現代だが、もし復活蒸機のようにEF58も復活を遂げ、イベント用として走り出したら、世の鉄道ファンはどんな反応で機関車を迎えるのだろうか。狂喜乱舞するのは、それなりのベテランファンであり、お若いファン層にはピンと来なくて、結構冷めた目で見つめるかもしれない。2020年オリンピックイヤーに向けて大いに盛り上がりを見せるであろう日本国内で、JRにおいても何か今までにない大きな催しを期待したいところなのだが・・・
掲載写真は、ゴハチのけん引した最後の特急仕業である「踊り子」。むろん土曜日だけに走った臨時の「踊り子」だった。東京機関区のEF58で基本的には運用されていたが、のちに同区のEF65PFも運用に当たっている。写真のこの日は、EF5861けん引とばかり思い込んで線路端にたち、トンネルから飛び出した時、青いカマが見えてしまい落胆した時のもの。検査明けでピカピカなのが救いではあるが、そんな想いも今となっては大変懐かしいものだ。
1983-11-12 9025ㇾ EF58129 踊り子
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