フィルムカメラが当たり前だった昭和時代。撮影も長く続けていると、昭和時代のもうすでに記憶から遠のき忘れてしまった画像が多々残っていて、昨今のデータ化作業によって発掘され、息を吹き返す画像も多く、個人的にはとても嬉しく思っている。まだ駆け出しの当時の画像を今見ることで、全く印象が違ってしまうとこも多いのだ。これは、音楽についても同じことが言えて、当時は自分にとっての名盤でも、時間とともに印象が変化することがしばしばある。だからこそ、どちらの趣味も魅力を感じるし奥が深いと言えるのだ。
苦し紛れのゴーナナバックショット!いきなりのゴーナナ登場に慌てふためき、ファーストショットは敢え無く失敗。あわてて振り返りざまにシャッターを切ったコマがこのコマだ。狭窓の旧客は高崎に残っているはずだが、EF57の次位に繋がったスハフ32 2359の雰囲気は今もっても最高だ。写真のように、窓を開けながら身体を客車に委ねて乗車する、夢のような一時をまた味わいたい。
1975-05-05 48ㇾ EF57 7 東北本線:尾久付近
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