アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

行楽列車は花ざかり~101系「みたけ」

2020-03-05 20:00:00 | 国鉄時代(カラー)

現在では、路線をまたいで直通運転することが当たり前の時代。JRだけに限らず、私鉄・地下鉄問わず、直通運転でどこまでも行ける。最近開通した相鉄線の乗り入れ運転。まさか相鉄の電車が、新鶴見機関区の脇を通過する時代が来るとは夢にも思わなかった。こういった傾向は今後も益々各地で進んで行き、移動手段としての鉄道はさらに便利になっていくのだろう。アントンKも、自分自身で乗車する度に便利になったことを実感しているが、何度も乗り換えをして目的地までいくという、鉄道旅の醍醐味も忘れてはいない。毎日の通勤通学ならまだしも。非日常を味わうような鉄道旅ならではのスタンスが失われては寂しく思えるのだ。

現在の青梅線には、毎日定期で都心まで乗り入れる直通電車が多数設定されている。昔と違って、青梅線沿線も宅地化が進み、完全に通勤圏内と化している証拠だろう。JR東日本の誇る代表E233系が幅を利かせて走る訳で、もうすぐグリーン車やトイレまで設置されるというのだから、今後もさらに便利に乗りやすくなることだろう。掲載写真は、まだ国鉄時代の青梅線。ED16の牽く石灰列車が引っ切り無しに走り、その合間を茶色の73系電車がゴトゴトと走っていた時代のもの。週末になると設定されていた、新宿発の特別快速「みたけ」号だ。普段オレンジ色の電車は青梅以西では見られず、ヘッドマークも専用に用意されていたから、特別感が強く当時では青梅線の花形列車だった。優等列車とはいえ、非冷房の101系7連が山へ入ってくる光景は、当時を偲ぶが出来てとても懐かしい。この軍畑の鉄橋も現在は如何なっているのだろう・・

1976-04-18   885H Mc100-60 ほか7連  青梅線:沢井-軍畑にて



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