
国鉄型マンモス電気機関車EF66は、さらに復活するのだろうか?むろん0番代、ゼロロクのことだ。一時0番代は、風前の灯となり、これで消滅かと噂されていたが、このところ、次々に復活を遂げ、現在稼働しているカマは、24・27・33・35・36の5台となった。どのカマも、頭に不格好なクーラーを乗せているから、今ではあまり良い被写体には思っていないが、先般2年振りに動き出した27号機だけは、往年の国鉄色そのものの外観を保っており、この中では唯一好感が持てるカマだ。巷の平成生まれの鉄道ファンたちは、日ごろそれこそ目の色を変えてこの27号機を追いかけているようだ。これからの夏場は無理としても、涼しくなってきたら、是非この27号機の頭上にあるクーラーを取り外して、冬場は走らせてほしい。願わくば、この姿でトヨタロングエキスプレスや、福通編成を牽く27号を見てみたいと思うのはアントンKだけではないだろう。
今やJR貨物の中では、スター的存在になったEF6627ではあるが、昔は56台あったロクロクの別に何ら特徴のない1台に過ぎなかった。写真は、JR分割前の国鉄時代に撮影したEF6627号機。当然この時も、単なるロクロクの貨物として撮影しただけのコマ。まさか現代のような扱いを受けるなんて思いもしていなかっただろう。
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1986(S61)-07-27 EF6627 東海道本線 : 山崎 - 高槻
Nikon F3P MF ED Nikkor 300mm f/2.8S PKR
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