まだまだフィルム時代に撮影した画像をスキャンしている状態は続いている。あと少しで、35ミリのカラーポジについては終了できそうだが、次はブローニーフィルムのカラーポジが控えている。懇を詰めると気持ちが持たないから、気ままに進めていこうと思っているが、いったいいつ全てが終わるんだろうか。本当に全部できるのか最近不安になってきた。
現時点では、まだフィルムで撮影した画像の方が、デジタルカメラのそれより圧倒的に多いのだが、昔と変わらず今の撮影スタンスも、まず天候が非常に気になってしまう。要するに天気が晴れているかどうか?フィルム時代にまず考えたことだ。あの時代は、モノクロ主体での撮影であったにも関わらず、天気は最大の関心時であり、とにかく順光線での撮影を心がけた。晴れていないとカラーポジでは撮影しなかったケースが多々あった。しかし現在は、軟弱にもフィルムカメラは使わず、デジタル一辺倒になってしまったから、さほど天候は気にかけなくても、カメラの性能や特性で解決できるようになったはず。それなのに、まだ相変わらずの撮影スタンスで各地へ出かけていることがほとんどだ。頭が固くなったものだと、自分でも嫌になるが、暗さや、逆光線にも強いデジタルカメラだからこそ、もっと撮影の幅を広げられることはわかっていても、中々身体が着いて行けず、心と体がバラバラな状態になってしまったようだ。まあこれからも、自分に感性があるのなら、それを大事にして、気の向くまま撮影できたら幸せに思う。
日の出から2時間と、日の入りまでの2時間、この時間帯が一番ドラマティックな写真が撮影できる時間。掲載写真は、車体をくねらせて峠に向かう583系の快速あいづライナー号。如何せん、6両のショート編成で、全盛期の面影は見られないから、それでも、大好きな583系の重厚感を表現しようと、背の高い屋根が夕日で輝いているポイントでシャッターを切った。
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2011(H23)-05-14 1216M あいづライナー 583系 JR東日本/ 磐越西線:喜久田-安子ヶ島
Nikon D3 AF-S ED Nikkor 300mm f/2.8D+TC-14E II
(三脚使用)
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