
やはり季節を合わせて過去帳から2月に撮影したものを。
長野新幹線が金沢まで延伸する以前には、北陸地方へのアクセス特急として「はくたか」という特急電車の設定があり、北陸地方から北越急行線経由で越後湯沢まで来ていた。特急「はくたか」と聞くと、アントンKは、上野-金沢を上越線経由で結んでいた国鉄時代の特急を思い出してしまう。当時はもちろん485系の堂々たる編成で、一日1往復だったと記憶しているが、今回話題にする「はくたか」は、あくまでも新幹線に連絡して北陸地方を結ぶ特急だった。使用する車輛も、JR西日本の681系や683系という何とも味気ない車輛だったが、多客時や車輛の検査の都合等で、国鉄時代の古い489系が使用される場合が多々あった。
掲載写真は、雪を蹴散らして湯沢を目指しラストスパートをかける臨時「はくたか」号。国鉄時代のヘッドマークとは異なり赤一色となったマークは、雪の中では誇らしく見えたもの。かなり痛んだ車体に鞭打って走る姿は、まさに満身創痍だったのだ。
2005-02-11 8063M はくたか 489系 JR東日本/上越線:石打付近
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