アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

国鉄時代の象徴だった「ブルートレイン」~EF65

2024-10-03 08:00:00 | 国鉄時代(カラー)
 今年2024年は、国鉄が民営化してから38年目となり、いよいよ国鉄時代(1949-06-01~1987-03-31)の長さを越えていく時代に入った。国鉄が民営化される話を聞いて驚いたのが、ついこの間に思えてしまうが、あれから間違いなく38年という時空を越えてきた訳だ。何という間の出来事なのだろうか。確かに思えば、アントンK自身にも色々なことがあり、若き時代に想い描いた夢も、いつしか形を変えながら、新たな現実へと繋がっているようにも思える。こうしてどうにか健康でいる日々に感謝し、決してそれは家族の支えなくしては叶わないことを肝に銘じなければいけないと改めて思い返している。
 こんなに長く鉄道を愛し、いつも線路を意識してきたアントンKだが、今までの自分の鉄人生を振り返ると、最も影響を受けた列車は夜行寝台列車なのだろうと思う。アントンKが鉄の産声を上げたのが1975年だから、まだ全国に夜行列車はたくさん設定されていた。それから約12年で民営化されるから、自身においては、JR時代はすでに自分の中では3倍以上の時間が経っていることになる。その間、あれだけ憧れていたブルートレインは徐々に減便され、今では全く線路上から消えてしまった。その過程をずっと見つめながら生きてきた訳で、とても切なく、人生も儚い夢のように思えてしまうのだ。
 掲載写真は、国鉄時代まだ寝台列車が全国でヘッドマークを掲げていない過渡期の特急「あけぼの6号」。この後、全国でヘッドマーク復活の報を聞き、狂喜乱舞したことが懐かしく思い出される。
1984-10-14    1006    EF65 1051  あけぼの6号  東北本線:矢板付近

関ケ原越えいまむかし~EF66

2024-10-01 08:00:00 | 鉄道写真(EL)
 10月になった。ということは、あと3か月で今年も終わりとなる。
何と!気持ちばかり焦ってしまうが、今やり残していることを考え端っこから実行に移すのは毎年のこと。全然進歩がないこと気づき呆然としてしまう。仕事にもようやく身体が慣れ、張るところと抜くところの境目が解ってきた。もう少しだけ前に進みたい。いつか時が解放してくれるのだろう。その時まで淡々と熟していく。当たり前の話。
 では、趣味の世界はどうか?音楽趣味は、シーズンインしたとはいえ思うように会場には足を運べていない。平日夜は、時間的に行きづらくなってしまった。焦ってホールに入り、気持ちが落ち着かないまま演奏が始まる感じで、集中出来ていないのが本音であり、休憩後の後半から気持ちが乗って来る。平日なら、休暇を取得して、ゆっくり会場へ行くくらいの余裕がないと非常に勿体なく感じてしまうのだ。だから随分と日程を熟慮するようになってしまった。今月は2回、来月は3回の予定でいるが、うまく行けるのか少し心配になっている。それはもう一つの鉄道趣味との兼ね合いがあるからだ。
 これからの季節、アントンKが1年で最も好む季節でもあるから、好天の日には撮影に出かけたくなるのが身上だ。台風のシーズンでもあるから、予定が組みづらく行動決定は直前になってしまい、音楽会との兼ね合いもあるから尚更なのだ。こんな状況だから、大袈裟な旅行はなく単発の遠征にはなるだろうが、どちらの趣味も実り多き秋といきたいところだ。
 掲載画像は、遠征候補にある関ケ原界隈をいくEF66が牽く特急貨物列車。ネットニュースで、新幹線に貨物列車が走る!と読んだが、いよいよ貨物輸送も新幹線頼りなのか。随分短絡的な発想で何だか将来が不安になってくる。
1998-03-08      EF66 38       東海道本線:近江長岡-醒ヶ井