杏子の映画生活

新作映画からTV放送まで、記憶の引き出しへようこそ☆ネタバレ注意。趣旨に合ったTB可、コメント不可。

2012 ネタバレあり

2009年11月25日 | 映画(劇場鑑賞・新作、試写会)
2009年11月21日公開 アメリカ 

2009年・・太陽の過活動の影響で地球の核が熱せられ、数年後に世界は終わりを迎えるという驚愕の事実を察知した地質学者エイドリアン(キウェル・イジョフォー)は、大統領 主席補佐官に報告する。やがて世界各国の首脳と一握りの富裕層にのみ事実が知らされ、人類を存続させる一大プロジェクトが極秘に開始される。

2012年・・売れない作家のジャクソン(ジョン・キューザック)は、子供たちとキャンプに訪れたイエローストーン国立公園で、政府の奇妙な動きを目撃。謎の男チャーリー(ウディ・ハレルソン)から世界に滅亡が迫っていることを教えられる。
初めは信じなかった彼もLAの大地震に遭い、別れた妻や子供たちと共に「船」目指して逃避行を開始するのだが・・・。


『インデペンデンス・デイ』『デイ・アフター・トゥモロー』のローランド・エメリッヒ監督お得意のディザスター・ムービーです。世界終末の日と予言されている2012・12・21 本当に世界が滅亡するとしたら・・というお話。

地球規模の地震・地割れ・噴火に津波とあらゆる天変地異が襲い掛かる様は圧巻ですが・・・あれ?今回は気象の変動はなかったような(^^;前回の作品で語りつくしたからもう良いのか?

いかにもアメリカ的なお話ですが、これが良いんだなぁ
(世界の指導者は米国。一般人である主人公たちが、回避不可能な事態を潜り抜け、奇跡の脱出行の果てに一家全員無事で助かる。壊滅した世界に復興と希望の徴があるラスト etc)

一応悪役も登場しますが、自分の利益だけのために動いているのではない点では好印象。

登場人物中、ロシア人が消えていく頻度が多いのが気になりますがロシア人パイロットの彼、素敵でした

専門家サイドでエイドリアンが、一般人サイドでジャクソンが物語りの軸となるのですが、他にも大勢の登場人物がいて、それぞれの関係もきちんと描かれた人間ドラマになっているのも良かったです。ウルウルするエピもふんだんにありました。

「船」に辿りついてからもまだ大きなトラブルが待ち構えている辺りは少し冗長かなという気もしますが、終わってみれば二時間半の長さを感じさせずに一気に魅せてくれた感じです。

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