杏子の映画生活

新作映画からTV放送まで、記憶の引き出しへようこそ☆ネタバレ注意。趣旨に合ったTB可、コメント不可。

ウィークエンドはパリで

2015年12月06日 | 映画(DVD・ビデオ・TV)
2014年9月20日公開 イギリス 93分

ある週末。30年目の結婚記念日を祝うため、かつて新婚旅行で訪れたパリへやって来たイギリス人夫婦のニック(ジム・ブロードベント)とメグ(リンゼイ・ダンカン)。心配性なニックと好奇心旺盛なメグは、到着した思い出のホテルが、記憶の中にあるものとあまりにかけ離れていることに唖然とする。メグの思いつきで、高級ホテルのプラザアテネに乗り込み、ブレア首相も滞在したという最高級スイートにチェックイン。凱旋門や美術館を巡り、フランス料理にワインと、旅を満喫するメグだったが、“大学からクビを宣告された”というニックの告白をきっかけに、長年抱え込んできた不満を互いにぶつけ始める。そんな時、街で偶然、ニックの大学時代の友人モーガン(ジェフ・ゴールドブラム)と再会。人気作家として名誉と富を手にした彼の出版記念パーティーに招待され、懐かしさと劣等感に引き裂かれるニック。出席者たちの前で、メグが明かした夫への“本当の想い”とは……。(Movie Walkerより)


パリ旅行にやって来た熟年夫婦の危機と絆を描いた人間ドラマということですが、根本的に夫婦の在り方が違い過ぎてどちらにも共感できず、もやっと感が残りました。

この夫婦の力関係はどうやら妻の方が勝っているようですが、メグのように我儘な態度や振る舞いは私には無理。ニックがいつブチ切れてしまうかとハラハラして観ていたのだけど、あくまで妻の機嫌を取ろうとする姿に逆に怒りが沸く始末。いや、愛されてるメグが羨ましくなったのかも。喧嘩してても一緒のベッドで眠り、キスをする・・・これも個人的にはありえんでも思ったことを言い合ったりできるのはやっぱり愛があるからなんだろうね。お互いの本音をぶつけあったことで、きっと二人はまた手を携えて人生を共に歩んでいけるのでしょう。

それにしてもレストランで食い逃げしたり、最後は高級ホテルの宿代を踏み倒して逃げ出すなんてありえないんですけど・・・身元もわかってるんだから絶対捕まるぞあ・・金持ちの友達に助けてもらうから良いのか?

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