杏子の映画生活

新作映画からTV放送まで、記憶の引き出しへようこそ☆ネタバレ注意。趣旨に合ったTB可、コメント不可。

パーティで女の子に話しかけるには

2018年08月25日 | 映画(DVD・ビデオ・TV)

2017年12月1日公開 イギリス=アメリカ 103分

1977年、ロンドン郊外。大好きなパンクロックだけを救いに生きる冴えない少年エン(アレックス・シャープ)は、偶然もぐり込んだパーティで、不思議な魅力を持つ美少女ザン(エル・ファニング)と出会う。エンは好きな音楽やファッションの話に共感してくれるザンと一瞬で恋に落ちるが、2人に許された時間は48時間だけだった。2人は大人たちが決めたルールに反旗を翻すべく、大胆な逃避行に出る。(映画.comより)

 

え~~っと・・なんでこの作品レンタルしようと思ったんだっけ?たまにあるんですね~~勘違いで選んじゃう作品多分、エル・ファニング目当てだったんだろうなぁ

遠い惑星からやって来た美少女と内気なパンク少年の恋の逃避行を描いた青春音楽ラブストーリーという触れ込みで、パンクロッカーたちを束ねるボス女性を演じているのはニコール・キッドマンでした

そもそも設定が異星人との恋なので、始めから噛み合わない会話なのですが、そのズレ感が何故か現実とシンクロするちょっと不思議な感覚の映画です。まぁ、パンクも体制に反抗する音楽だものねぇ

70年代のロンドンを象徴する音楽や衣装という事で、懐かしいと思うか、新鮮&斬新と感じるかは世代により異なるかも。個人的には全く接点のない世界観に違和感を覚えつつも、ちょっと面白かったかも

食人習慣のある異星人という設定で、最後には彼らの種族は絶えてしまうというPTファースト(PTはペアレント・ティーチャーの意)の筋書は、地球人類の未来を比喩しているようにも思えます。ザンが反旗を翻したことにより変わる未来・・・ザンは仲間を救う道を選び二人は離別しますが、ラストでは大人になったエンの元に「彼ら」が訪れます。これは「希望」を示唆しているのかしらん。数多くない筈のその行為に対して数が多くないかい?という疑問も異星人という設定の前では無意味ですね


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