前回の記事「過ぎた日々を追いかけず…」の続きのような、
そんな今日のブログです。
人間は時間と共に変化してゆくもの。
幼少期から少年期・青年期にかけての変化は「成長」であり、
中年期以降の変化は「老い」であると言えるかも知れない。
しかし「老い」という変化でさえも「成長」と捉えることも出来ない訳ではない。
とかく男は老いたがる生き物である…
というのが僕の持論なのだが、どうだろう?
子供の頃は大人ぶりたがり、
大人になるにつれいつまでもガキッぽく振舞おうとする。
大人になってからガキッぽく振舞うのは、
「自分はもうガキじゃないから、敢えてそんな振る舞いをするんだ」
という逆説的なアピールじゃいないだろうか?(それがまた稚拙なんだけど)
アピール?
はて、男は一体誰に向けて、何の為にそんなアピールをするのだろうか?
それは言うまでもなく十中八九が女性に向けでのアピールであり、
その目的は承認欲求を満たしたいが為なのである。
だがしかし大抵の場合そのアピールは虚しくも空振りする。
結局、判断して選ぶのは女性なんである。
フィジカル、メンタル、ポテンシャル、
彼女らはその本能で遺伝子レベルの取捨選択を日常的に行っている。
これもあくまで僕の持論だけれど。
話を変化(もしくは成長)に戻す。
とかく男は老いたがるという持論の根拠とは何であるか?
それは、
「いつまでも若造でいられないし、いたくない」
という一種の宿命的な男らしさに対する思い込みによるものではないだろうか。
どれだけ時代が変わろうと人間の雄として生存する限りは、
社会のヒエラルキーを無視出来ない脳みその構造になっているのである。
ある者はそれに順応し、
またある者はそれに抗うのだが、
結局は誰もがそのフォーマットから完全にドロップアウト出来ない。
悲しいかな男とはそういう動物なのである。
確かに時代とともに「男らしさ」も変化している。
その変化を産み出しコントロールしているのは女性であろう。
女性によるマーケティングにより、
男性のロールモデルがリニューアルされていく。
そして人類史上的に観ても、
そのパラダイムシフトはもうとっくに完了している(ちょっと大袈裟)。
さて、そんなこんなで話はようやくアリスである。
「スイス時計の謎」稽古は快調に進んでおります。

※休憩時間。制作さんの差し入れ「チーズケーキ」に群がる人間の雄達(?)
「役作りは若作り、なのです」
という言葉で前回の記事を〆た訳ですが、アリスが遠い…。
火村とアリスも時に「おっさん」と評されることもあるのですが、
原作ファンの皆さんが言う「おっさん」と、
僕らのリアルな「おっさん」はまったく別の種族。
僕はそろそろトランスフォームでもしなければ、
アリスに近づけないような気もしています…
と、今日は長々と書いてしまい、
ここから急ぎ足で結論に向かうのですが、
結局何が言いたいのかというと、
やっぱりアリスを演じられて幸せ
ってことなんです。
アリスを演じられるなら若作りでもトランスフォームでも何でもしたい。
そりゃ好きなお酒も減量の為なら我慢しますよ。
いや、我慢にすらなってないですからね、
アリスへのアプローチが楽しいのです。
火村とアリスを皆さんに見て頂きたいのです。
船曳警部も“容疑者達”も。
再演ですけど時計の針は逆に回りません。
いつだって新しい挑戦です。
「スイス時計の謎」お楽しみに。
有栖川有栖原作 スイス時計の謎

【日時】5/4(金)5(土) 昼の部12時 夜の部 17時半
【料金】一般7500円 FC・ホテル会員7000円 早割4/25(水)まで6500円 ※全席指定
【会場】大阪新阪急ホテル
【出演】オオサワシンヤ 田中悟 ことぶきつかさ 五馬さとし 白木原一仁 ニドカオル 原敏一 山本英輝 平本真弓
そんな今日のブログです。
人間は時間と共に変化してゆくもの。
幼少期から少年期・青年期にかけての変化は「成長」であり、
中年期以降の変化は「老い」であると言えるかも知れない。
しかし「老い」という変化でさえも「成長」と捉えることも出来ない訳ではない。
とかく男は老いたがる生き物である…
というのが僕の持論なのだが、どうだろう?
子供の頃は大人ぶりたがり、
大人になるにつれいつまでもガキッぽく振舞おうとする。
大人になってからガキッぽく振舞うのは、
「自分はもうガキじゃないから、敢えてそんな振る舞いをするんだ」
という逆説的なアピールじゃいないだろうか?(それがまた稚拙なんだけど)
アピール?
はて、男は一体誰に向けて、何の為にそんなアピールをするのだろうか?
それは言うまでもなく十中八九が女性に向けでのアピールであり、
その目的は承認欲求を満たしたいが為なのである。
だがしかし大抵の場合そのアピールは虚しくも空振りする。
結局、判断して選ぶのは女性なんである。
フィジカル、メンタル、ポテンシャル、
彼女らはその本能で遺伝子レベルの取捨選択を日常的に行っている。
これもあくまで僕の持論だけれど。
話を変化(もしくは成長)に戻す。
とかく男は老いたがるという持論の根拠とは何であるか?
それは、
「いつまでも若造でいられないし、いたくない」
という一種の宿命的な男らしさに対する思い込みによるものではないだろうか。
どれだけ時代が変わろうと人間の雄として生存する限りは、
社会のヒエラルキーを無視出来ない脳みその構造になっているのである。
ある者はそれに順応し、
またある者はそれに抗うのだが、
結局は誰もがそのフォーマットから完全にドロップアウト出来ない。
悲しいかな男とはそういう動物なのである。
確かに時代とともに「男らしさ」も変化している。
その変化を産み出しコントロールしているのは女性であろう。
女性によるマーケティングにより、
男性のロールモデルがリニューアルされていく。
そして人類史上的に観ても、
そのパラダイムシフトはもうとっくに完了している(ちょっと大袈裟)。
さて、そんなこんなで話はようやくアリスである。
「スイス時計の謎」稽古は快調に進んでおります。

※休憩時間。制作さんの差し入れ「チーズケーキ」に群がる人間の雄達(?)
「役作りは若作り、なのです」
という言葉で前回の記事を〆た訳ですが、アリスが遠い…。
火村とアリスも時に「おっさん」と評されることもあるのですが、
原作ファンの皆さんが言う「おっさん」と、
僕らのリアルな「おっさん」はまったく別の種族。
僕はそろそろトランスフォームでもしなければ、
アリスに近づけないような気もしています…
と、今日は長々と書いてしまい、
ここから急ぎ足で結論に向かうのですが、
結局何が言いたいのかというと、
やっぱりアリスを演じられて幸せ
ってことなんです。
アリスを演じられるなら若作りでもトランスフォームでも何でもしたい。
そりゃ好きなお酒も減量の為なら我慢しますよ。
いや、我慢にすらなってないですからね、
アリスへのアプローチが楽しいのです。
火村とアリスを皆さんに見て頂きたいのです。
船曳警部も“容疑者達”も。
再演ですけど時計の針は逆に回りません。
いつだって新しい挑戦です。
「スイス時計の謎」お楽しみに。
有栖川有栖原作 スイス時計の謎

【日時】5/4(金)5(土) 昼の部12時 夜の部 17時半
【料金】一般7500円 FC・ホテル会員7000円 早割4/25(水)まで6500円 ※全席指定
【会場】大阪新阪急ホテル
【出演】オオサワシンヤ 田中悟 ことぶきつかさ 五馬さとし 白木原一仁 ニドカオル 原敏一 山本英輝 平本真弓