田中悟の片道旅団

大阪で芝居と弾き語りをしています。

日暮れ色

2018年04月25日 | 日記
今月の『第三木曜部』も新曲に挑戦させて頂きました。
先月のワンマン以降は舞台の稽古も始まったりして、
あれこれと日々時間がないと言えばないのですが、
そんな時に限って曲って思いつくものです。
練習の合間や、道を歩いている時なんかにふと思いついて、
なんだったらいつもより多めに新曲候補がスマホのレコダーに貯まったりして。
でも、
なかなか完成まで辿り着けないのが事実だったりもします。

そこで「古い新曲」の登場です。
「古い新曲」とは何年か前に作ったものの、
一度も人前で歌わずにストックしておいた曲のことです。

この日歌ったのは「日暮れ色」という曲。
僕の記憶では…2~3年前に作った曲です。
ある日、京橋の商店街を歩いていて、ふと思いついたんです。
歩きながら頭の中で詞と曲を作って、
家に帰ってからギターでコードをつけました。
演歌みたいな…と言えば、程遠いのですが、
ご年配の方にも聞いて頂ける様な、
そんな歌を作りたいと思いながら出来上がった曲です。
幅広い年代の方に聞いて頂くには、
もっと歌詞をシンプルにしたほうがいいなというのが、
数年ぶりに読み返して抱いた感想です。
でも、あるがままに。

何度か歌いたくて練習しながらも、
なかなか歌いかたをつかめなくて、
この度やっと歌えたことに喜びを感じています。

歌詞だけですがお読み頂けたら嬉しいです。



日暮れ色

何かに弾かれたみたいな
気持ちが空を飛んで
不確かな形をなぞった
指先途切れてた

今 昨夜のこと思い出し
また明日の約束をしよう

何度も歩いたこの道
日暮れ色の空

あの日あなたから聞こえた
言葉は歌のようで
たまに歌ってくれた歌は
言葉のようだった

翌朝には雨が降ってる
かも知れないと夜空見上げた

今は待っているのだろう
時が満ちていくのを
それはやがて花になるのかな
答えは知らないまま

何かが羽ばたきそうだった
でもこのままでいて

何かに抱かれた夢見た
このままあなたと
あなたと歩きたい

日暮れ色の空




【4/19セットリスト】
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コメント
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