田中悟の片道旅団

大阪で芝居と弾き語りをしています。

もがく、あがく

2018年06月16日 | 日記
「もがく」と「足掻く(あがく)」の意味の違いを調べてみた。
意味はほとんど一緒で、
「もがく」はまだ初期段階であり、
いよいよどうしようもなくなったら「足掻く」のだそうだ。

さて、今の僕はもがいているのか、それとも足掻いているのか。

もがいたり、足掻いたり出来るぶんにはまだ救いがあるような気がする。
もがくことも出来ず、あがくことも出来ない状態で停滞している…そんな気がする。
そしてこの停滞期間がとてつもなく長く感じる。



「やっぱり音楽がしたいんだ」
という衝動に従って動こうとするも、
何をどうしていいのか分らずに10年、20年と心の中でずっともがいていた。
そしてある時期に僕は部屋の中でボソボソとオリジナル曲を録音し始めた。
狭い部屋の中で足掻き始めたのだ。

「どうすれば音楽活動が出来るのだろうか?」
と自問自答するうちに、まずはもっと大きなで歌えるようになろうと思って、
練習スタジオに入って練習、練習、練習の日々に入った。
スタジオの中でもがいていたのだ。

「めちゃめちゃ怖いけど勇気を出して…」
と思い、生まれて初めてライブハウスの飛び入りにエントリーした。
途中で逃げて帰ろうかと思うほどの緊張で、
ステージの上で身体と声が震え、情けない気持ちでいっぱいだった。
ステージ上で足掻いていたのだ。

やがて、ブッキングライブに入れて貰えるようになったものの、
相変わらず緊張で震えて、あと色々とお店にも申し訳ないって思う状況が続いた。
そこから活路が見出せずにあっと言う間に2年が過ぎた。
もがくことも、足掻くことも出来なかった。
そして『第三木曜部』のチャンスを頂き、
僕はそこに活路を見出した。
毎月1回、第三週目の木曜日にかつおの遊び場にてもがき始めたのだ。

それから少しずつ音楽関係者との知り合いも増え、
数店のライブバーともお付き合いが始まり、
ルシアスや城天ストリートライブにも参加するようになった。

そしてまた…前が見えない。
そもそも、この人生で前が見えたためしがないけど。

途方に暮れる?

どうだろう?



3年前の動画を掘り出しました。
随分と若く感じます。

聞いてください。










そして来週は『第三木曜部』です!
かつおの遊び場で会いましょう(^-^)


ことぶきつかさ・田中悟の『第三木曜部』

【日時】6/21(木)19時オープン19時半スタート
【料金】1500円(1ドリンク込み)
【会場】かつおの遊び場 
【出演】ことぶきつかさ 田中悟 cookie  ゲスト 辻登志夫
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