どこに向っているのか分らなくなるのは目的地が定かでないからだ。
すると座標もなくなっていく。
そんな時間が長く続くにつれて自分がどこにいるのかも分らなくなる。
そして何をしているのかも分らなくなる。
そこで考える。
何がしたいのか?
しかしそんな状況でそんなことを考えると答えは大抵、
「何がしたいのかさえ分らない」
ということになる。
大袈裟に言えばそうやって人は人生を見失うのだ。
つまり自分を見失うのだ。
一人でスタジオにいるとまるで孤島にいるような気分になる。
でもそこは島ではない。
海もなければ空もなく風さえ吹いていない狭い箱の中だ。
その狭い箱の中にあるのは時間だけ。
時間というのは距離によって生まれるのではないだろうかと思う。
物理的な距離がなければ時間は存在しない。
狭いスタジオの中にはその空間に収まりきれない量の時間が詰まっている。
いや、詰まっているように感じるだけだ。
つまりここは三次元だ。
ギターを鳴らして声を出す。
何度も何度も歌った歌、今まさに作りかけの歌、それらは自分の中にある。
自分の中は三次元だろうか?
たぶん三次元じゃない。
三次元の制約の中に歌を搾り出す。
この行為から得られるのは幸福感だろうか、それとも苦痛だろうか。
あるいはその両方か。
歌っていると意識がぼんやりする。というか外側の世界が消えて意識だけの状態になる。
極限まで意識だけの状態になると自分の中で時が壊れる。
しかし外側では時は止まらずに流れている。
この世は無常だ。
そして無情だ。
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ライブを休止して2ヶ月と少しの時間が過ぎた。
そろそろ精神は悲鳴を上げつつある。
しかしそれは精神的なストレスからくる悲鳴ではない。
もっと物理的なストレスだ。
アクセルを踏んだままブレーキを踏んでいる。
誰にでもよくあることだろう。
人生を振り返ればブレーキを踏んでいる時間の方が長いような気がする。
もう少年でもなければ青年でもなければ中年でもない。
それでも苦痛からは逃れられない。
それが三次元で生きるということだ。
春頃には何らかの形で歌いたい。
まずはスタジオという小さな箱から出て自分の内側にある歌を外側に出したい。
もうちょっとの我慢。
春はそこまで来ている。
【雑談&弾き語り】心機一転 春に向けて
すると座標もなくなっていく。
そんな時間が長く続くにつれて自分がどこにいるのかも分らなくなる。
そして何をしているのかも分らなくなる。
そこで考える。
何がしたいのか?
しかしそんな状況でそんなことを考えると答えは大抵、
「何がしたいのかさえ分らない」
ということになる。
大袈裟に言えばそうやって人は人生を見失うのだ。
つまり自分を見失うのだ。
一人でスタジオにいるとまるで孤島にいるような気分になる。
でもそこは島ではない。
海もなければ空もなく風さえ吹いていない狭い箱の中だ。
その狭い箱の中にあるのは時間だけ。
時間というのは距離によって生まれるのではないだろうかと思う。
物理的な距離がなければ時間は存在しない。
狭いスタジオの中にはその空間に収まりきれない量の時間が詰まっている。
いや、詰まっているように感じるだけだ。
つまりここは三次元だ。
ギターを鳴らして声を出す。
何度も何度も歌った歌、今まさに作りかけの歌、それらは自分の中にある。
自分の中は三次元だろうか?
たぶん三次元じゃない。
三次元の制約の中に歌を搾り出す。
この行為から得られるのは幸福感だろうか、それとも苦痛だろうか。
あるいはその両方か。
歌っていると意識がぼんやりする。というか外側の世界が消えて意識だけの状態になる。
極限まで意識だけの状態になると自分の中で時が壊れる。
しかし外側では時は止まらずに流れている。
この世は無常だ。
そして無情だ。
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ライブを休止して2ヶ月と少しの時間が過ぎた。
そろそろ精神は悲鳴を上げつつある。
しかしそれは精神的なストレスからくる悲鳴ではない。
もっと物理的なストレスだ。
アクセルを踏んだままブレーキを踏んでいる。
誰にでもよくあることだろう。
人生を振り返ればブレーキを踏んでいる時間の方が長いような気がする。
もう少年でもなければ青年でもなければ中年でもない。
それでも苦痛からは逃れられない。
それが三次元で生きるということだ。
春頃には何らかの形で歌いたい。
まずはスタジオという小さな箱から出て自分の内側にある歌を外側に出したい。
もうちょっとの我慢。
春はそこまで来ている。
【雑談&弾き語り】心機一転 春に向けて
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