田中悟の片道旅団

大阪で芝居と弾き語りをしています。

土曜の深夜

2011年10月23日 | 日記


土曜の深夜。雨が降って、少し気分が落ちついて。

なんだか今週はバタバタと忙しかったです。さらに来月から来年にかけて、また忙しくなっていきそうです。ええこっちゃ、素晴らしい。

歌もしぶとく続けるぞ~っと。『単純な世界』と『走る』の詩をUPしてますけど、二つとも曲があります。
まだ少し歌いこなせないのと、練習時間が少し確保しづらいのとで停滞してますが、ぼちぼちやって行こうと思ってます。ぼちぼち芝居の予定も入って来てます。またお知らせしますので、どうぞお楽しみに!





芝居と言えば、今ONEWAYNの阿形ゆうべが舞台に出演しております。
よろしければ皆様も是非ご来場下さいませ♪

真紅組プロデュース公演 「うそけの橋」 作・阿部遼子 演出・諏訪誠



10月21日(金)15:30 19:30 22日(土)14:00 18:00 23日(日)14:00 18:00
※ 受付開始は開演の30分前、開場は20分前

会場 一心寺シアター倶楽
一般前売 3000円 /一般当日 3300円
子供割引(12歳以下) 前売 1500円 /当日 1700円
グループ割引 10000円(4名分・前売のみ・要予約)
お問い合せ akagumics@yahoo.co.jp
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走る

2011年10月23日 | 日記
 走る

君に会えない日曜日
久しぶりに一人で
地下鉄に乗って出掛けたんだ
ちょと寒くなった風の日

マフラーしてきたら良かったかな
コンビニで缶コーヒー買おう
うつむいて歩く僕の耳に
ブルース・スプリング・スティーンが流れる

誰もが心にほんの少しの
孤独を抱えているって
歌ってる

名前も知らない映画を観た
ポップコーン買うのを忘れた
名前も知らない役者達の
エンドロール最後まで見てたんだ

誰もが心に少しぐらいの
夢を抱いているって
演じてる

君が隣にいない日は
ホットチョコレート飲みたい
ぽっかりと空いた一日を
ニットキャップ深めに被り
こんな感じでやり過ごしているんだ

君に会えない日曜日
久しぶりに一人で
地下鉄に乗って出掛けたんだ
ちょっと寒くなった冬の日

夕暮れの匂い 懐かしい声
もうかいかい?まだだよ
突っ込んだポケットに届いたメール
ちょっとだけでも会えたらいいなって
君から

君に会えない日曜日
地下鉄は走る
君に会えない日曜日
君に会いに走る

君に会いに走る 君に会いに走る
君に会いに走る こっそりと走る

走る 走る 走る
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単純な世界

2011年10月19日 | 日記
 単純な世界

もっと単純な世界で
生きていたいなって思う時がある
ただ単にあなたのこと
好きでいたいなって それだけ

人混みの中で自分の影を
見失ってるんだけど
ピーターパンじゃあるまいし
ウェンディの部屋で
泣いてばっかいられない

過ぎ去ってゆく日々思い返し 
愚痴言ってんだ俺

もっと単純な世界へ
飛んでみたいなって思う時がある
あなたの手を握って
ネバーランド探しに行こうかな

真実と事実と現実と夢と
あれとこれと俺と
何ひとつ自由に
好きな色で全て
並べられないけど

ふとした時に声がするんだ
あなたといれば

探してた世界は
たぶんここにあるって思えてきたんだ
ただあなたのことを
愛してたらそれで きっとそれで

ただあなたのことを
好きでいたいなって それだけ
ここにいればいいって それだけ

好きでいたいなって それだけ
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夕日のような朝日をつれて

2011年10月19日 | 日記


夕日みたいな朝日です。早朝の天満橋にて、あまりにも綺麗だったのでパチリ。


先週末から週明けにかけて、観劇したり、役者仲間と集まったり、また観劇したりと、楽しくて忙しい日々が続いていました。

最近僕が考えていることは、プロデュースについて。
いや、最近とゆうよりも、むしろずっと昔から・・・芝居を始めた頃から、マネージメント、プロデュースについてずっと考え続けてきました。でも興味以上に苦手意識の方が強烈に大きくて。
とにかく「どうしたらいいんだろう?」と悩み続けた十数年でした。体を何度も壊すぐらい深刻に。

でも、

なんだか最近、自分なりに糸口が見えて来たとゆうか、僕の思考に変化が生じて来たとゆうか、とにかく何だか良い感じなんです。(←物凄い大雑把な言い方ですけど)
「どうしたらいいんだろう?」から「こうすればいいのかも知れない!」へと、僕の中でパラダイムシフトが起きつつある様です。
我ながら心境著しくて、何だか疲労も大きいのですが、これはとても幸せなことだと思っています。
今はまだ全てを明確に認識出来ていないけど、長年迷走し続けたトンネルから抜け出せるかも知れない。そう思うとワクワクが止まりませんね。

とくにこの週末から週明けにかけて、たくさんのヒントに恵まれた日々が続いてました。
慌てず、焦らず、怠らず・・・夜明けに向かって歩いてい行こう。
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ミルク雨

2011年10月14日 | 日記
新曲です。
最近ちょっと調子が良いですね。

先日、森下くん宅にエノモトの曲を持って行った時に、あれこれと音楽談義に。
持って行った曲が16ビートであったこともあり、その流れで『拍子』の話で盛り上がりました。

僕は特に何も考えず、8ビートばっかり・・と言うか、8ビートだとかも意識せずに、本能の赴くままにいつも曲を作ってるんですけどね。
今回はその日に話題に出た3拍子の曲に挑戦しみました。(でも、これって3拍子なんだろうか?たぶんそうだと思うけど・・僕はいまひとつリズムが分かっていない。)

♪ズン・チャッ・チャ ズン・チャッ・チャ って感じで。

このリズムって昔TVでやってた『オレたちひょうきん族』の“ひょうきん絵描き歌”を思い出すのですが、何となく楽しいリズムですね。でも弾き様によっては切なくもなる。
そう言えばそんなことを、ジュンくんや阿形ゆうべも話していた様な。

さて、今回はリズムにつられて詩とメロディが出て来ました。
楽しくて、少しほっこり可愛い歌になった様な気がします。リズムの力って偉大ですね。

では、聞いて下さい。


『ミルク雨』です。



ミルク雨 田中悟(2011.10.13 自宅にて録音)
 

 ミルク雨
今日は少しだけ 早く帰るから
駅前の店でパスタでも買って帰ろう

ぺペロンチーノが本当は好きだけど
君にあわせてカルボナーラ作ろう

いつも待たせてばかり 待たせて
だから今日ぐらい
キッチンに立ち 冷蔵庫開けたけど
「何取るんだっけ?」

窓の外はもう暗くなってる
ふと気付けば 雨が窓を叩いてる

五月の平日は吟遊詩人の
詠う歌みたい とつとつ とつとつ

傘をぶらさげ 君を駅まで
迎えに行こうと
玄関に立ち ドアをそっと開けたら
君が立ってた
「おかえり」

うまくいかないことも多いけど
それでいいやと思えたきたんだ
あれが無い これが欲しいじゃなくて
いつも いつも

ところでひとつ聞きたいんだけど
もしかしてミルク切らしてた?
窓の外はもう 夜色になり
影絵の様な窓ガラス
今日はこのままミルク雨
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トンマッコルの余韻の中で

2011年10月12日 | 日記


平凡な日々。舞台の稽古もなく、執筆作業もなく、淡々とルーチンワークをこなす日々。
退屈と言えば退屈なんですが、なんとなく最近はこんな時間が心地よいです。
もう少しすればまたスケジュールが詰まって来るので、今はそうやってのんびりを楽しんでるんですけどね。

先日見た『トンマッコルへようこそ』の余韻が不思議なぐらい続いてます。
何とも言えない幸せな気分・・・う~ん、幸せな気分なのかな?これ。ともかく何とも言えない余韻です。
そんな余韻の中で歌が生まれて来ます。3拍子?少しリズムを意識して、♪ズン・チャン・チャン・ズン・チャン・チャン・・・と。
1日の中で少しの時間でいいから練習練習。自分で作って自分で練習。慌てないで、完成を急がないで。手直ししながら。

そんな平凡な日々です。涼しげな日々です。

またいずれ録音して、UPしたいです。
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ここへようこそ

2011年10月10日 | 日記
日中暑くて、夕方涼しい。そんなこの頃ですね。
皆さん風邪などひかれていませんでしょうか?

昨日は久しぶりに髪を切りました。エラリーのパンフ撮影の時以来だったので、かなりボサボサで。随分短くカットして貰い気分もスッキリ、嬉しいです。
髪を切って、夕方には風呂に入って、日が暮れてコンビニに発泡酒を買いにブラブラ、そんな日曜日。涼しい風が気持ち良くて、その気持ち良さが至福のごとく感じられて・・・小さな話ですけど、そこに大きな幸せが。

夜は借りて来たDVDをのんびり観てました。『力道山』。これまた素晴らしい作品で、予想以上に心に響きました。
どう響いたのか?
先日の『アイデン&ティティ』とはまったく趣きの違う作品ですが、僕の心のチクチクが少しだけ似ていた。でも、全然違う。心のそれって言葉にならないですね。言葉にならないのにブログに書こうとしているけど。
人間の心、希望、妬み、憎しみ、差別、いじめ、我慢、欲望、義理、正義、社会、現実、求愛・・・で、主人公の夢は?

「たくさん笑って生きること」

だけどとうとう、上手く笑えなかった。心はチクチクチクチク、痛い痛い。


目がさめて休日の今日、何気にTVをつけたらBSで『トンマッコルへようこそ』とゆう映画が。
内容を全く知らずに何となく観てたんですが、すぐに引き込まれて行きました。
シリアスな戦争映画なのかな?と思っていたら、何気にファンタジー?いやコメディー?いやいや、やっぱりシリアス・・・あれ?あれ?
内容の説明まではここに書きませんし、批評もなし。
ただ、観終わった瞬間に単純な疑問がよぎりました。

どうしたら世界は平和になるんだろう?

こうゆう時、はてさてと沢山考えようとしてしまいます。でも今回はすぐに思考が止まりました。トンマッコル村に答えが描かれていたから。


家族、友人を大切にする。
目の前の誰かに優しく接する。
ただ、それだけのこと。
そして、人を許すこと。


でもこれが難しいから、人間は苦悩するんでしょうね。
「苦悩から抜け出したいなら、苦悩しなければいいだけ」とお釈迦様も言ってるんじゃないでしょうか。なんてね。
話が大きくなった?いやいや小さな話です。昨日の夜風の気持ち良さと同じ軽さです。

だけど、この映画でさえも論争のきっかけになりかねない。
僕みたいに「いい映画だね~」なんてほっこりしてると、平和ボケじゃないの?と言われかねない。
どちらにとっても、それぞれ正論だから論争が起こる訳で。で、そうやって争うから『トンマッコルへようこそ』なんだろうけどね。

さて、トンマッコル村を探す必要はない。
今ここにある自分の居場所が、そこなんだと知ればいい。


だから、ここへようこそ。
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愛だと思ってた

2011年10月09日 | 日記
新曲、UPしました。
新曲?そうそう、先週作りたての1曲です。
昔作った曲を掘り起こすのも良いんですけど、リアルタイムな曲も、それはそれで。

先週の日曜日に借りたDVD『デトロイトメタルシティ』と『アイデン&ティティ』の2本。
ほんと狙った訳じゃなくて、どちらも偶然バンドを描いた作品。
2本に共通していたのは、メジャーデビューをしたものの、やりたい音楽が出来ないとゆうジレンマを主人公が抱えていることでした。

どちらも大好きな映画です。ただ『アイデン&ティティ』は笑って観ていられない。
設定はともかく主人公の精神的な部分がもう・・・痛い。
痛い、痛い、痛い。
シーンによっては痛すぎるので、早送りして観ない様にするぐらい、胸をチクチクさせる。
なんだか自分の青臭い部分を見ている様で。

う~ん・・ってことは、僕もある意味まだまだ大人じゃないってことかも。
もうたいがい恥ずべきことでもある様な気がするけど、これはどうにもしょうがないか。

そんな『アイデン&ティティ』を観ていて、それでもラストシーンでは妙なカタルシスがあって、そんでもって、その勢いで僕の手元に一曲転がり落ちて来ました。

お聞き下さい。

『愛だと思ってた』



愛だと思ってた 田中悟 (2011.10.11 自宅にて録音)


 愛だと思ってた
言葉を選んでないで 話してごらんよ
君にそう言われた様な そんな気がしたんだ

テレビは消したままで 音楽もいらない
だって毎日ラブソングで満たされていたから

でも君のことよりも僕は
僕を語っていた
そんでもってそれがつまり
愛だと思ってた

気付かないふりをしてた訳じゃないが
知らず知らずに僕は 君を傷つけてた

そう君のことよりも僕は
僕に夢中だった
そんでもってつまり愛を
愛を見失った

目覚ましのベルが鳴って 孤独な朝を告げる
何の為に僕は日々の ドアを押し開けるの?

夜明けの駅は寒く 泣きそうなぐらいさ
眠ってないからなおさら 惨めな気分だよ

あのビルの看板を見れば
キムタクが笑ってる
格好良いね 君の笑顔を
君を思い出すよ

ねえ君はどんな夢を見るの?
どんな歌を聴くの?
君に贈る何かを探そう
愛だと思ってさ
愛だと思ってさ

愛だと思ってる
愛だと思ってた
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エバーグリーンボーイ

2011年10月07日 | 日記


先日の野球少年の日のこと。
雨だし、夕暮れだし、低温だしの、だしだしの日だったのですが、いざキャッチボールすると盛り上がる盛り上がる。
いい加減暗くなって、年長者の僕のスタミナが切れてからも、座り込んでの野球談義。
互いの少年野球の思い出話に花が咲きました。

で、ふと思ったんですけど、我ながら・・・そう、我ながら「僕は野球少年だった」と。
何となく意外かも知れませんが、僕は超~体育会系。まあ中学までの話だけど。

『ラブ』の歌詞に“記憶は思い出に変わらないよ”なんて書いてますけど、当時の記憶はすっかり思い出に変わってます。
久しぶりに思い出して気付いたんですけど、記憶って思い出す度に少しずつ自分によって脚色されていくもんですね。そうやって少しずつ自分にとっての、人生においての意味あいが変わって来る。事実は何も変わらないんだけど、印象とか解釈とか教訓が変わって行く。
人それぞれだろうけど、野球少年の挫折感ってものはそれなりに人生に重く影響を与えるものでして(大袈裟な様ですけどね)。僕はやっと今、当時を懐かしく笑って話せる様になったのかも知れない。

あんなことや、こんなこと。あんな思いや、こんな気持ち。

今となっては全部が大切な宝物です。


そして、おっさんになったかつての少年は、今もあれこれやっている。
大切にしよう、凡庸なる僕らの日々を。
二日たっても肩が痛くて上がらないけど。
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野球少年

2011年10月06日 | 日記
昨日、何年ぶりだろうか・・・もしかしたら4、5年ぶり?に、バッティングセンターに行きました。
たま~に素振りはするんです。部屋の中で。勿論そんな広い部屋じゃないし(むしろ狭い)本格的に振れませんが、狭いから良いんです、コンパクトなスイングを心掛けられますので。
って、結構真面目な素振りをしてます。

そもそもなぜ昨日バッティングセンターに行ったのか?
それは、これまた何年前かも思い出せないほど遠い昔に、劇団アルファーの西野内くんと、「キャッチボールして、バッティングセンターにも行きたいね。」と話していて、それがようやく実現したのでした。(ほんと何年越しの約束だろうか?)


(見よ!この打撃フォーム。力みなぎる西野内くん。)

僕はまあそこそこでした。でも自分でも驚いたのが空振りがまったくなかったこと。
なんでだろうか?目の衰えは感じたんですよ、ストレートの球が一瞬2、3球に揺れて見えたりしましたから。「分身魔球か!」みたいな。
去年の視力検査では、なんと左右2.0だったんですけど、やっぱり動体視力が衰えてるんでしょうね。
でもちゃんとバットには当たってのたので、まだまだ大丈夫だ!

昨日はあいにくの雨だったのですが、(実は僕は雨男)
「どこかで屋根のある様な公園ないかな?」と二人ともキャッチボールが諦めきれず、互いに大阪市内の脳内地図を検索すること約5分。
「あ、あった!」と僕の脳内地図にヒットしました。「あそこなら高速道路の下に広い公園がある!」と。
矢も盾もたまらず、雨の中をわざわざ地下鉄で移動して大阪市内某所の公園へ移動。
雨で人もいないし、街灯も点ってるし最高の環境がそこに。
ガード下でキャッチボールに夢中になりました。機械を相手にボールを打つのも楽しいけど、やっぱり人対人のキャッチボールが最高です。

「雨だし、バッセンにだけ行こうか・・」と言いつつ、二人ともグローブとボールを用意して来るあたりが、元野球少年の習性でしょうか。
昨日はほんと楽しかったです。その後の酒も旨かった!


あ~でも、今日は右肩が痛くて上がらない。
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