愛なのかな

愛してますか

愛ってなんだよ

与えるなんて偉そうなこと

口が裂けたって言うもんか

俺が君に何を与えられようか

与える愛なんて俺にはないよ

愛はさ

きっとそこかしこにあって

二人を優しく包みこんでくれているんだよ

俺のポケットにあるとしたら

それは愛じゃなくて

小銭だよ

だけど知ってるかい？

小銭だって愛になるんだよ

愛の一部なんだよ

コンビニのワインも

駅前のたこ焼きも

全部

愛で出来ているんだよ

俺もそうかな

君もそうかな

やっぱりみんな愛なんだよ

君が好き

君のことが好きで

好きな君に僕は僕のことばかり

わかってもらいたくて

わかってもらいたくて

１から１０まで

僕は僕のことばかり

ああ、そうか

君のことが好きならば

僕は僕のことなんかさておいて

君のことをもっともっと知るべきだったね

なんてこと

今になって思っても

さよならはもう戻らない

さよならはもう行ったきり

そんでもって僕はまだ

君のことが好きだときたから

やるせないような

どうしようもないない

馬鹿騒ぎ

ガレッジソング

昨日の日曜日は色々と用事があって録音出来ませんでしたが、ストックしてあった音源の中から一曲ＵＰ致しました。
ＯＮＥ ＷＡＹ ＴＲＩＰで上演した『ガレッジブライド』とゆうお芝居をモチーフにして作った歌です。

　

小さな工務店を舞台にしたドタバタ人情喜劇。僕の一番好きなスタイル。
僕は幼馴染の女の子にずっと片思いのさえない男の役。同僚であり親友である主人公とその女の子が結婚するんですけど、何かと邪魔を企てる・・・でも、そこはベタな喜劇ですから面白可笑しくね。
企てはことごとく失敗して、最終的には誰よりも二人を祝福しなくちゃならなくなる展開に。

そんなちょっと情けない男の心情を大阪弁で綴りました。ＯＮＥＷＡＹの台詞は大阪弁やさかいにね。

もうあれから４年？時がたつのは早いよねん。

ではお聞き下さい。『ガレッジソング』です。



ガレッジソング　田中悟 （2011.9.25 自宅にて録音）


ガレッジソング
さっきまで降ってた雨は 空遠くへ消えてしもた
表に出てほんのちょっとだけ しゃがみこんで一服しよか

空を見上げたんやけど そこには虹さえ出てへんかった

なあほんまにずっと前から ずっと前から好きやってん
でもそれは言われへんかったし バレてるやろとも思ってたし

大好きな君は 君の大好きなあいつとばっかりやし

さあ今夜は星の見えるガレージで
俺らだけの小さなパーティー
何でやろ いっつも見ていたはずやのに
今日の君が知ってる中で
一番きれいや

どこか遠い夢の世界へ 二人だけで行かれへんかな
目がさめた一人きりの部屋で マグカップに食パン浮かべる

白いドレスを着た君の 白い背中遠くに消えてゆく

さあ今夜は月の照らすガレージで
俺らだけの小さなパーティー
何でやろ 心はこんなに痛いのに
今日の君に言いたいことは
幸せになって

ひと夏中吹いてた風は ガレージの影 秋に染めゆく
この頃はなんでか甘い缶コーヒーばっかり飲んでまう

ふと空を見上げたら 今度は虹が
やっぱ出てへんかった

バタバタ日曜日

エノモトに提供する２曲をいつものレコーダーに入れて、先日森下くん宅を訪問。
いつものごとく男子料理とともに酒をガブガブ・・・二日酔い＋半日酔い？まだ何となく酔ってる感じです。
森下くんと飲むとどうも飲みすぎる傾向に。以前も二人でワイン３本＋αで、へべれけでした。

それはさておき、曲作りは良い感じでしたよ。何かと自己否定多目の僕ですが、この頃はさすがに自分の歌にも慣れてきたのか、この２曲を何度も何度も聞き返しては楽しんでおります。
自分の歌を自分で楽しめんるんですから、幸せ者であります。

今日は日曜日なので、ここのところ恒例となっている録音・・・と行きたかったのですが、色々と用事があって、日中はあちこちにお出掛けでした。
まあ、そんな時は無理して録らない。ケセラセラっとその日を生きます。

帰りにビデオを借りたので、今夜はゆっくり自宅で映画鑑賞です。あ、ビデオじゃなくてＤＶＤ。いまだにビデオ屋さんと言ってしまいます。レコード屋さんとかも言ってしまう。
借りた映画は『デトロイトメタルシティ』と『アイデン＆ティティ』。
『アイデン＆ティティ』は大好きすぎて何回も観たくない！と思うぐらい好きな映画です。
今日ふと目に止まったので、思わず手を伸ばしてしまいました。

２本ともバンドを描いた映画。これは偶然だけど、今は音楽モードなんだろうな。
ゆっくりと鑑賞しよう。

皆様も素敵な秋の夜をお過ごし下さいませ。