東野圭吾さんの小説「天空の蜂」が映画化されたそうだ。
これは「もんじゅ」がらみの作品だ。
原発の建屋の天井がいかにもろいかを示している内容でもある。
同じ東野さんの作品「禁断の魔術」の一節に
「地雷は核兵器と並んで、科学者が作った最低最悪の代物である。
いかなることがあっても、科学技術によって人間を傷つけたり、
生命を脅かしたりすることは許されない。(後略)」
と書かれている。
東野さんもまた、電気工学のエンジニアだ。
ガリレオこと湯川博士に語らせる言葉には、科学者としての矜持がある。
「天空の蜂」の映画、楽しみだ。