「日米学生会議」なるものが、戦前から開催されていたという。
知らなかった・・・
今年は第67回だそうな。
たぶん、ほとんどの人がこのような会議が存在することを知らないと思う。
今年は、日本とアメリカから36人ずつの学生が参加し、
合宿や自主研修をおこない議論を重ねるらしい。
今年の自主研修には、福井県が選ばれた。
3・11以降、岐路に立たされた原発が集中立地する福井県の現状を
2泊3日で研修するという。
最終日の今日は、朝9時から高浜仮処分の会の事務局の
松田正さんと、代表のわたしが参加。
再稼動反対、脱原発の立場で話をし、学生たちと質疑応答を繰り広げた。
2日間で、関電や商工会議所、行政など推進の立場の人たちの
話を聞いてきたせいか、
エネルギーをどうするのか・雇用と経済をどう活性化していくのか
CO2の削減をどう考えているのか・・・といった質問が多かった。
地球温暖化説を否定した時のむっとした学生たちの顔が忘れられない。
だいぶ、すりこまれているね・・・
脱原発を広げていくうえでは女性の視点と参加が必要と話したら、
感情論ではだめだろうという意見まででて、驚いた。
女性は感情論で話し、男は理論的だと思っているんだね、きっと・・・
時間切れで突っ込んだ議論に至らなかったことも多く、
そこは少し残念だった。
これからの社会を担っていく若い世代との対話は、刺激的で有意義だ。
学生のみなさんのこれからの活動に期待しています!