はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

もんじゅ物語の幕があがった?

2015-12-01 | 脱原発

今日から12月議会。

 

今、敦賀は「もんじゅ」で揺れている。

明日は、馳文部科学相が「もんじゅ」の視察に来るそうだ。

 

「もんじゅ」は文科省の管轄であり、

今回、勧告を出した規制委員会は環境省だ。

どちらも省庁としては弱い立場である。

 

なんとしても「核燃料サイクル」を維持したい経産省は

国の関与を強くするための新組織を立ち上げるという。

 

原発から出た使用済み核燃料を「再処理」してプルトニウムを抽出し、

それを再び原発で燃料として使用する「核燃料サイクル」。

エネルギー政策の柱の「核燃料サイクル」は、

1988年に締結された日米原子力協定(包括協定)がからんでいる。

この日米原子力協定が、2018年に期限を迎える。

 

そんななか高浜3・4号機の再稼働をめぐる動きも加速している。

高浜町長は12月議会中に同意をすると発表している。

もちろん、高浜原発はプルサーマルだ。

 

規制委員会の突然の「勧告」で注目を集める「もんじゅ」を

舞台にした「物語」を見ているような気分にさせられる。

いったいこの物語のシナリオを作ったのは、誰?

 

 

 

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