はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

江戸時代にタイムスリップ・・・芝居小屋で歌舞伎を見る

2017-06-11 | 映画・音楽・演劇・絵画など芸術関連

名古屋に住む妹と、地下鉄のホームで待ち合わせて

名古屋城へと向かったのは、昨日の午前10時。

平成中村座には、開場時間の10時半に到着。

 

       

     

  

芝居小屋で歌舞伎を鑑賞するのは、初めてである。

 

幕の内弁当とお茶を買い、ごった返す人込みをかき分け

小屋の入口へと向かう。

 

前から9列目というなかなかに、いいお席だ。

江戸時代の芝居小屋にタイムスリップ・・・

って、映画やテレビでしか知らないけれどね。

 

幕開けは「壽曽我対面」・・・曽我兄弟の仇討の名場面である。

血気盛んな弟・五郎と繊細な兄・十郎の対比が見事だ。

 

お目当てのひとり、七之助は、傾城・大磯の虎役、

ため息が出るくらい美しい!

勘九郎は、小林朝比奈役・・・

元の顔は全くと言っていいぐらいわからないのは

ちょっと残念。

 

見せ所では、柝の音(きのね)が小気味よく舞台に響き渡る。

あ~・・・いいねぇ・・・

 

ちなみに、宮尾登美子の小説「きのね」は

11代目の市川團十郎の妻である千代が主人公。

 

さて、幕間に広げた幕の内弁当

    

これがまたおいしい!

 

二幕目は、封印切。

40数年前、京都の南座の顔見世で

二代目・中村鴈治郎の「封印切」忠兵衛を見たのが、

わたしの歌舞伎デビューである。

 

今日は、4代目の鴈治郎が忠兵衛を、梅川を七之助が演じた。

 

最後の演目は「お祭り」・・・勘九郎の粋でいなせな鳶頭が

舞台せましと踊りまわる。

最後に後ろ幕が切って落とされると

本物の名古屋城が現れるという趣向だ。

 

実は、数えきれないぐらい名古屋へ足を運んでいるが

名古屋城へ入ったのは今日が初めて・・・

歌舞伎の後は、復元された本丸御殿を見学。

    

服部半蔵忍者隊に出会って一緒にパチリ・・・

       

あんたは、こどもか!

いやいや、おのぼりさんです・・・

 

 

 

 

 

コメント
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