わたしの心の中で、いまもくすぶり続けているのは、
教師の言葉で傷つき不登校になった子どもとそのご家族を
救えなかったことだ。
いじめの問題は、ほんとうに根が深い。
子どもからのSOSを、見逃し
きれいごとで済ませようとする学校や教育委員会の
対応に不信感が増すばかりだ。
このあいだ、「はるみさんの今年の漢字は?」と
聞かれたとき、「怒」しか思い浮かばなかった。
市庁舎や市民文化センター、男女共同参画センターなど
どの案件も「怒」「怒」「怒」の嵐だった。
漢字のことを聞いてきた人は「廃」だと言っていた。
もんじゅの廃炉は、たしかに大きな社会問題でもある。
フランスへ調査に行ったのも、そのためだった。
目くじら立てて、声を張り上げ
怒りまくった1年だったけれど
3年目となった凸凹陶芸教室で、土と向き合う時間が
心を癒してくれた。
「愛」とか「楽」とか「喜」とか「幸」とか「笑」っていう
漢字が思い浮かべられる来年になるといいな・・・