はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

なんてったって、オバハンに怖いもんはない

2018-03-02 | うまいもん

ついさっき、コンビニへコピーをしに行った。

 

ついでに、「焼きスルメゲソ」と「大きな柿の種」を

物色していたら、イケメンなお兄さんが声をかけてきた。

 

で、そのお兄さんが言うには、

「ちょっと話がしたいので、表で待ってる」

おっ・・・ナンパ?

んなこと、あるわけないわなぁあ・・・

 

会計を済ませ、外へ出るとお兄さんは

わたしの車のそばで、待っていた。

 

「アベ政治を許さない」のポスターを指さしながら

「なんで、こんなポスター、貼っとるんや!」

「恥ずかしいやろ」と、のたまうのである。

 

「誰が恥ずかしいん?」と聞いたら

「あんたや」

「うち、ぜんぜん恥ずかしないで」

 

「あんたは、政治の世界を知らんのや」

「国民が選んだんやぞ。それもわからんのか?」

「あんなぁ、国民が投票したんやないでぇ。

 それになぁ、ポスター貼るのはわたしの自由や」

 

「あんたな、もうちょっと、政治、勉強せぇや」

「で、お兄さんは政治に詳しいんや」

「そうや!」

「若いのに、えらいね! で、アベのシンパ?」

 

「オレは、橋本龍太郎が消えたとき、心がポッキリ折れたんや」

「へ~・・・橋本さんのシンパやったんや。

 で、まだ折れたまんまなんか?」

 

「・・・ウン・・・」と言ったきり、とつぜん、

泣きそうな顔になったお兄さんは、無言で去っていった。

 

「元気だしねやぁあ! ガンバリやぁあ!」

と去っていく背中に、声援をおくったが

ひょっとして、わたしの言葉に傷ついたんやろか・・・

 

コンビニの店員さんたちが、心配そうな顔で

ずっと、ふたりのことを見ていたので、店内に入り

「大丈夫だよ」と言っておいた。

「警察に電話しようかと思ってました」だって・・・

 

「なんてったって、オバハンに怖いもんはないからさ」

 

 

 

 

 

コメント
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