「中咽頭ガン」プラス「両側頚部リンパ節転移」
これが耳鼻咽喉科での健さんの病名である。
4センチから6センチ大の腫瘍が3つ・・・
ステージはⅡからⅢというところだろう。
そして今日、あらたに食道ガンも見つかった。
20日には、消化器内科での診察と今後の治療方針を
相談することになった。
のどの奥にできたガンは、放射線と抗がん剤の併用で
ガンを小さくしてからの外科的処置を行うとのこと。
ただ、今日見つかった食道ガンとどっちを優先するのかなど
まだ治療の方向性も定まってはいない。
ペット検査でも見つからなかった食道ガンを
胃カメラで見つけてくれた先生もスゴイ。
今日、貰ってきた検査レポートのなかに
ちょっと気になる記述もあった。
甲状腺右葉結束、肝外側区病変(血管腫の疑い)と
書かれている部分だ。
家に帰ってから見つけたので
まだ、詳細な説明を聞いていないが
20年前、健さんは右ひじの血管腫の摘出手術を
金沢医科大で行っている。
血管腫になりやすい体質? なんてのがあるのかな?
検索してみたけれど、見つかってはいない。
さて繊細な健さんは、
胃カメラの後フラフラで歩けないぐらいに憔悴。
で、トイレに行ったまま20分以上も帰ってこない・・・
トイレの中で倒れてたりしてないか
近くのトイレを片っ端からのぞいてみたけど
いないのである。
こりゃ、看護師さんに言って探してもらわなきゃ・・・
と、受付のほうへ行きかけたら
フラフラ・ヨタヨタ歩いてくる健さん発見。
目の前にあるトイレに気付かず、メッチャ遠いとこにある
トイレに行ってたらしい。
車イスをとってこようか・・・と言ったら
そんなんカッコ悪いしイヤヤ・・・
もう十二分にカッコ悪いで・・・その歩き方・・・
チッコイ、アンタに押してもらうのが
カッコ悪くてイヤヤ・・・
が、本音のようだ。
エエカッコしぃの性格は、
病人になっても変わらんみたいである。