今日の午後になってから、環境審議会の開催場所が
消防の講堂に変更になった。
18時40分ごろに会場に到着したら、
なぜか今日は傍聴者が多くて、空いてる席もひとつだけ・・・
いつもは、マスコミ以外の傍聴者は、わたしだけだったのに・・・
傍聴する人が多いってのはいいことである。
それだけ関心がたかいってことだからね。
いつものことながら、
敦賀市環境審議会の委員のみなさんは活発だし、
資料をきちんと読み込んでいて鋭い質問が続く。
今日の問題児の目的の一つは、事業者に直接アタックして
いくつかの質問をぶつけることである。
事業者の説明と委員との質疑応答のあと、
退席する事業者を廊下で呼び止めて、決行。
★風車が産業廃棄物になったときの処分方法
★耐用年数や減価償却期間が終わった時点での事業者の対応
★低周波や風車の騒音による人体への影響の治験
★土砂災害などが起きた時の地元への補償問題
などなど・・・
風車のブレードやナセルはポリカネードだし、どうやって
処分するのかは、やっぱりな~んにも考えていない。
回答は今できない・・・少し時間がほしい・・・
で、海外でも処分方法は、な~んにも進んでいないと言う。
なのにせっせと「再生可能エネルギー」などというまやかしの
宣伝文句をバラマキながら経産省&NEDOは推進するのだ。
原発立地地域は、いまや風力発電のメッカになろうとしている。
放射能をださないクリーンエネルギーだから・・・
しかも反原発派の人たちもまた、「再生可能エネルギー」に
賛成する人が多いから、
風力発電建設に反対運動がおこりにくいという利点がある。
20年後、ボロボロになった風車だけを残し
ハイ! サイナラ! するのが事業者。
あとは地元のみなさんで、ご勝手に・・・ってのがミエミエ。
そうならないように、そうさせないためにも
敦賀市環境審議会の委員のみなさんはガンバってるから
ホンマ! 頼もしい。