グリーンパワーインベストメントが、美浜の新庄地区に
風力発電所を建設するという
ニュースが新聞で大きく取り上げられていた。
知ってた?
風力発電の計画は、原発立地地域の周辺に多いってこと。
原発立地地域には、必ずといっていいほど
反対運動が起きている。
で、風力発電の売りは、
★放射能を出さない
★CO2を排出しない
★原発のように重大な事故はゼロ
★山の尾根へは、復員6mの林道を建設し、自治体に無償で譲渡
などなど、反対のしようがないほど巧妙に仕組まれているのだ。
風力発電への反対運動もほゼロ・・・
でもね、今回のグリーンパワーインベストメントは
もともと、豊田通商がらみの会社だし
アメリカ資本とも結びついている総合商社なのだ。
会社はぜったいに損はしないし、逃げ道だって作ってある。
なんたって、建設予定地は20年契約で借地。
20年後の契約期間が過ぎたとき、ひょっとすると
オンボロになった風車だけが残りましたとさ・・・
になりかねない。
風車は、地主さんの土地立ってるんだから
あとは地主さんでお好きなように・・・
な~んてね。
に、なったら困るのは地元民ですよ。
オンボロになった風車は、どう処分するのか
それは誰が担うのか・・・という質問に答えはない。
廃棄物は環境省の問題だから
経産省では、推進のことしか考えていません。
これは、10数年前からちっとも変っていない。
しかも敦賀は、ぐるりと風力発電に囲まれてしまうのだ。
風車に囲まれた敦賀市内で低周波による
身体的障害や精神的苦痛を受ける人が出るかもしれない。
で、それは誰が補償するんだろ?
それにも答えはない。
ひょっとすると、風力発電の一番の被害者は
敦賀市民になるかもしれない。
まだ今回の計画での敦賀市環境審議会は開かれていない。