小学5年生のとき、授業中に担任の先生から
「おい! ヘソテン!」とどなられた。
自分じゃ、気づいてなかったけれど
イスをすこ~し、後ろへ倒しユラユラしていたらしい。
つまりイスの後ろ脚の2本だけで、バランスを取っていたってわけだ。
「ヘソテン? ってなんですか?」
「お前は、いつも授業中、ヘソが天井をむいとる!
そやからヘソテンじゃ!」
なるほど! と、妙に納得してる場合じゃなかった・・・
たぶん、注意をいっぱいされたはずだけど、
内容はぜんぜん、覚えていない。
きっと、授業も上の空だったに違いない。
なぜ、突然「ヘソテン」の話?
パソコンの前に座って、イスをユラユラしてたら
「あ~そういえば、ヘソテンって言われたな~」
脳内に、5年生のわたしの姿がふってわいたように
浮かんできたのである。
先生、わたし、いまもあのころのクセ、治ってないわ。
あのころは、ADHDなどという概念もなかった。
ときどき、自分の行動をかえりみると、
わたしはもしかしたら、ADHD? と思うのである。
突拍子もない言動や発言は、日常茶飯事だし
協調性はないし・・・
で、さっきネットで大人のADHDを検索。
チェックリストを試してみたら・・・
医師の診断を受けるようにだって。
病気がまたひとつ、増えたみたいだわ。