3年前の6月、わたしは名古屋で嶋森さやかさんと出会った。
上野千鶴子さんが理事長をつとめる
WAN(ウィメンズアクションネットワーク)の女子会で・・・
そのWANのホームページで
「WANな女」という連載をさやかさんが担当することになり
最初の取材がわたしになったのである。
女子会から1か月後・・・
さやかさんは、敦賀の街に足を運んでくれた。
彼女は、福祉社会学の専門家であり現在は、
桜花学園大学院の教授だ。
さやかさんは、ビデオカメラを回しながら
敦賀の街と原発を巡る2日間の旅を取材。
敦賀の次は祝島・・・
そしてさやかさんが取材する人は、山秋真さん。
その嶋森さやかさんの取材が本になった。
なぜ原発、住民運動、死の語りが
「寿ぐひと」なのか・・・
その答えは、この本を読んで探してほしい。