気になった患者さん～在宅酸素療法～

医療を受けようとすると費用負担がかかる。その費用負担が命を削ってしまいます！

先日、COPD(慢性閉塞性肺疾患)で在宅酸素療法が必要と診断された患者さんが居てました。

でもその患者さんは断られました。

その理由は負担が大きいからです。

在宅酸素療法を始めると3割負担の方で毎月約2万円の負担になります。1割負担では約7千円の負担。

ほんとに大きな負担ですね。

常に酸欠状態でいることで、高血圧、心疾患、脳疾患、糖尿病など様々な合併症が発生します。
そして、酸欠状態では日常生活にも支障をきたす事になります。

今の社会保障制度では命を削ってしまう。
必要な人に必要な医療が提供できる社会にしなければいけないと強く思います。